劇場公開日 2014年4月4日

「「“なんとか”はするためにある。」甘酸っぱさ満点ムービー。」大人ドロップ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「“なんとか”はするためにある。」甘酸っぱさ満点ムービー。

2014年4月26日
PCから投稿

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【賛否両論チェック】
賛:高校生特有の、好きな人に素直になれない恋心を見事に体現。共感出来る人・感情移入出来る人は多いはず。
否:恋愛映画に興味のない人が観ると、むず痒いだけで終わってしまいそう。台詞がやや小説口調だったり、微妙な場面でのラブシーンもあり。

 高校生特有の素直になれない感情を、見事に体現しています。そしてラストは、「おー、そう来ましたか!」っていう感じです。由とお調子者の始との丁々発止のやりとりは、まあ好みが分かれそうなところではありますが、高校生なら誰でも感情移入出来そうなテーマなので、共感はかなり得られそうです。
 微妙なラブシーンもありますが、忘れかけたあの頃を思い出したい方に、是非オススメです。

映画コーディネーター・門倉カド