赤々煉恋のレビュー・感想・評価
全5件を表示
先ずはどうしてそうなったかを明らかにすべきだ
この演出家が嫌いになりそうな映画だ。
そりゃないだろ的な映画だ。
後、45分もある。
やっと終わった。
「私が代わりになれば」その台詞だけで決定。
申し訳無いが。現実に亡くなった方々には冥福を祈りつつ。現実の方が厳しいと思うので、評価する訳にはいかないと決定。
製作年 2013年
製作国 日本
劇場公開日 2013年12月21日
上映時間 83分
映倫区分 G
主人公JK浮遊霊の樹里がどうして自殺するに至ったのかだけがわかり、...
主人公JK浮遊霊の樹里がどうして自殺するに至ったのかだけがわかり、他はどうにもならない話だった。
樹里(土屋太鳳)は同じクラスのミドリ(フミカス)が困っていたとこを助け仲良くなる。もともと仲良くしてた潤也(吉沢亮)と3人でつるむようになる。ミドリがラブレターを潤也に渡して欲しいと樹里に頼む。樹里も潤也のことが好きなのでラブレター渡せず、後悔し、これきっかけでひきこもり→自殺の流れ。
浮遊霊生活をなんとなくブラブラと過ごす樹里。理由はわからないが5歳の幼女りんごちゃんだけは樹里が見えるし、声も聞こえる。
二人で公園で遊んでると、りんごママがやってくる。自殺する人間に憑く死神みたいな虫男を2匹連れ添ってきたので、この親子が死ぬ事を察知する樹里。
必死で止めさようとするが霊体なので体に触れることもできず、目の前で飛び降り自殺されてしまう。
樹里の過去がわかるだけで展開しない映画。
テーマはいいけど、伝わって来ない
原作はホラー小説らしいが、映画はダークな雰囲気を漂わせつつの青春ファンタジー。
自殺して肉体を持たない存在となった女子高生が街をさ迷う中、自殺願望のある人間に取り憑く“虫”や生前交流あった人々の今を見て、生と死、自殺した後悔など繊細にして深みのあるテーマを浮かび上がらせる筈が、演出か脚本か語り口が悪いのか、全く話が入ってこない。
主演の土屋太鳳は売れっ子となった今、いい子ちゃん役でどうも演技が堅苦しいが、本作ではなかなかナチュラルな好演。それにしても、随分垢抜けた。
そして、ヒロインの生前唯一の友達役で印象を残すは、今何かとお騒がせの“千眼美子”。
本作のようなシリアスな役から「変態仮面」でのコミカルな役まで、また個人的にも可愛らしくて好きな女優だっただけに、残念…!
全5件を表示