劇場公開日 2014年4月19日

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「未来のゴールデンラズベリー賞ノミネート作品候補。」シャドウハンター Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5未来のゴールデンラズベリー賞ノミネート作品候補。

2014年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

普通でした。

退屈は退屈でしたが。
案外、普通。
事前の期待値が低かった事が功を奏したやもしれません。

話の大筋は特段の意外性無く。
丁寧に、いや露骨に伏線が置かれるため回収自体は答え合わせに近いです。
唯一の意外性は『その伏線、本作では回収しないんだ』ということ。
次回作も睨んだ作りになっているため回収されない伏線が結構有ります。
あからさまな伏線が放置。同時に原作を知らない観客を置いてけ堀。
どの伏線が回収されないかを予想しながら観ると、また違った面白さがあるかもしれません。

映像や役者陣の演技も普通。
あまりに下手糞だったりチープだったりもせず普通。
そういう意味では舞台を絞り力の入れ具合が分散化し過ぎない作りになっていた点は好感を持ちました。

ただ話のスケールに比べて登場人物数が極端に少ない点は残念。
その割に個別の人物の掘り下げが足りないので、主役二人以外はお飾りのようでした。

昼ドラに或る程度の大金をブッ込みダークファンタジー風に仕立てた本作。

特別の出自の少女が美形少年との禁断の恋に落ちるダークファンタジー。
タイプが異なるイイ男連中も少女を取り合い、話は複雑化。

「トワイライト・サーガ」が完結したので露骨に二匹目の泥鰌を狙いにきている感が。。
上手くいけば未来のゴールデンラズベリー賞ノミネートもあると思います。

相手役のジェイミー・キャンベル・バウアーをイイ男だと思える方のみ。
オススメです。

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Opportunity Cost