劇場公開日 2014年4月19日

「苦しい」そこのみにて光輝く uniさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0苦しい

2018年2月25日
iPhoneアプリから投稿

うつ病の家族がかつてピークで酷かった時期を、思い出してしまう映画だった。

でもそれは、救いようのある、光がある、まだ大丈夫、まだ大丈夫って生きている、そういう人達をうまくうまく描けていたから、きっと思い出してしまったんだ。人は誰かの手無しじゃ、愛無しじゃ生きられないらしい。

自分の手で、愛を見つけて、信じて、怖いけど信じていく、そういうそれぞれの姿に見惚れてしまったよ。

役者良かった。
閉塞感のある空気を、もう少し醸し出しても良かったのかとも思うけど、3人で定食屋にいるシーンがなんとも微笑ましくて、救われた。ありがとう。ご飯。

uni