劇場公開日 2007年3月3日

「素晴らしい空と海、小豆島。壷井栄先生の作品が大好きで、訪れた時のこ...」二十四の瞳 デジタルリマスター版 はむひろみさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5素晴らしい空と海、小豆島。壷井栄先生の作品が大好きで、訪れた時のこ...

2016年7月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

素晴らしい空と海、小豆島。壷井栄先生の作品が大好きで、訪れた時のことを思い出しました。日本の原風景がそこにはあります。
そんな日本の昔を、実に誠実に忠実にこの映画は描写してくれています。知らないくせになぜか懐かしい気分になります。全編に流れる音楽も郷愁を誘います。

教育の原点もこの映画には描かれています。教師は子どもを導き愛す。子どもは教師を敬い慕う。ただそれだけ。歌い、走る子どもたちが素晴らしいです。

後半の展開は、胸が痛いですが、改めて平和の尊さを感じることができました。

二十四の瞳、この素晴らしい作品を誰もが知る国民文学にしてくれたのは、この映画あったればこそということがわかりました。

はむひろみ