劇場公開日 2014年10月4日

「畏怖ですらある。」蜩ノ記 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.0畏怖ですらある。

2016年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

武士道、武士の精神はもはや信じ難く、理解の範疇を超え、美しもあり畏怖ですらあった。
忘れてしまえばいい、逃げてしまえばいという状況に正面から挑み理不尽に耐え忍ぶ姿には感動を超えて恐ろしく、窮屈にすら思えたけど、「死を我が物としたい」と言う言葉に与えられた今在る状況を精一杯やる事が幸せという事なのかな?と感じました。
他人がどう思うのか、他人と比べて自分はどうか?などと思う方がよっぽど窮屈だと秋谷の所作から感じた。

所作、言動、考え方、とても難しかったけど、表面的な日本の風習や文化、武士道の美しさは理解出来たかなぁと思う。
歴史を勉強しないと…恥ずかしくなりました。

奥嶋ひろまさ