劇場公開日 2013年6月1日

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「24時間戦えますか?サラリーマン!」ある会社員 疾走チェイサーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.524時間戦えますか?サラリーマン!

2014年6月17日
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悲しい

単純

興奮

アプローチの視点を変えたサラリーマン映画です。

殺し屋の会社に勤めるヒョンド。殺し屋の会社と言っても、企業で働くいちサラリーマン。会社に対しての不平不満は人並みにある。
今まで映画で描かれた殺し屋とは一線を引いています。日常と非日常が交錯するサラリーマンアクション映画。きっと誰もがヒョンドに共感するはずです。

嫌な上司、クォン理事には絶対、イラっとします(笑)

殺し屋と銘打ってますが、韓国映画でお決まりのエログロ、拷問シーンはありません。
アクションシーンは鮮やかな殺陣(魅せる型)を披露しています。

バイオレンスというより、逆に爽やかな大人の恋愛を押し出しています。

ユ・ミヨン役のイ・ミヨンが可愛らしい大人の女性を演じきっており、キュンときました。

仕事人間の独身男が、ふと自分の生き様を振り返る。きっとそういう男性は多いのでは?その時に見てもらいたい一作です。

ラストシーンを観て、「こういう妄想は絶対する。けど実際にやっちゃいけないだろ~」と思いつつ、爽快感が味わえました。

僕の好きなタクシードライバー、レオンと並ぶ銃撃戦は迫力がありました。

会社の方針に疑問を持ち始めた方、転職を考える方、仕事人間の方、仕事嫌いの方、全てのサラリーマンは見るべし!

誰しもが、【ある会社員】なのです。

疾走チェイサー