津波のあとの時間割　石巻・門脇小・1年の記録

解説

東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた宮城県石巻市立門脇小学校にカメラを入れ、教室と地域、子どもと大人たちの再生の日々を、石巻の四季とともに撮り上げたドキュメンタリー。2011年3月11日の東日本大震災で児童300人のうち7人が犠牲になり、津波と火災で校舎も使用不可能、周辺地域も荒野と化した宮城県石巻市の門脇小学校。震災直後の4月には高台にある中学校に間借りして新学期を迎え、「よみがえれ石巻」と題した授業で児童たちは今後の町づくりに意見を出し合っていく。また、地域でも生活とコミュニティの復興を目指して住民と行政の意見交換が続いていく。「3月11日を生きて　石巻・門脇小・人びと・ことば」（12）に続き、宮城県内の被災地市民によって構成された「映画『宮城からの報告』製作委員会」が製作したドキュメンタリー。

2012年製作／125分／日本
劇場公開日：2013年2月23日