劇場公開日 2013年11月14日

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サプライズ : 特集

2013年11月5日更新

「キック・アス」「第9地区」「キャビン」「クロニクル」
1年に1本必ず登場する必見の衝撃作!本作もまた映画ファンのための最重要作なのだ!!

トロント国際映画際ほか各国の映画祭はもちろん、全米の観客を絶叫と喝采に包んだ「サプライズ」が、11月14日より待望の日本公開。「キック・アス」「第9地区」「キャビン」「クロニクル」等に続く、新たなる“映画ファンのための必見作”が登場する。

トロント国際映画際ほか各国の映画祭を絶叫と喝采に包んだ話題作
トロント国際映画際ほか各国の映画祭を絶叫と喝采に包んだ話題作

■だから映画ファンはやめられない! エッジが利いて超個性的──
 映画ファンの心をくすぐる最重要作がまたもや登場!

絶叫系スリラーが爽快系に転じるという異色作
絶叫系スリラーが爽快系に転じるという異色作

大スターが出ているわけでも有名監督が手掛けているわけでもないのに、斬新なアイディアとあふれ出すパワーで一躍映画ファンの話題の的となり、強烈な印象を残す作品群が存在する。そうした作品は、監督や脚本家など製作スタッフ自身が大の映画ファンであり、同じ映画好きが共鳴する“分かっている感”が満載。「キック・アス」や「第9地区」のほか「キャビン」「クロニクル」などなど、超個性的作品との出合いは、「映画が好きでいてよかった!」と感じずにはいられない胸がすくような瞬間だ。

原題は壁にあるサイン「YOU'RE NEXT(次はお前だ)」
原題は壁にあるサイン「YOU'RE NEXT(次はお前だ)」

これまでにも1年に1本は必ず登場してきた“映画ファン要注目の必見作”だが、今年もまた新たなる1本が登場した。完成直後に出品されたトロント国際映画祭で観客からの絶賛を浴び、全米最大のジャンル映画の祭典「ファンタスティック・フェスト」で最優秀作品賞・監督賞・脚本賞・女優賞の4部門を受賞、そしてエッジの利いた音楽と映画のイベントとして知られる「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」でも大歓迎を受けたその作品とは、「サプライズ」。山荘に集まった10人の家族が、謎の侵入者の手によって次々と殺害されていく絶叫系スリラーながら、思いもかけない展開によって、見る者が喝采を送る爽快系スリラーに転じるという、文字通りの“サプライズ”な作品だ。

米大手批評サイト「Rotten Tomatoes」では、全米公開直前に“92%Fresh”という高評価。まさに映画ファン心あふれる若き才能が生み出した、映画業界と映画ファンを刺激する注目の1本。最も新しい“映画ファン最注目の作品”なのだ。



■両親を祝うため別荘に集まった10人の家族、だが、いきなり1人が殺された!
 ──さあ、あなたならどうする?

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ボウガンで撃たれた者を皮切りに殺りくが始まる!
ボウガンで撃たれた者を皮切りに殺りくが始まる!

窓の外から飛んできたボウガンに頭を射抜かれる第1の犠牲者を筆頭に、切られ、打たれ、叩かれ、そしてワナに陥れられ──と、目の前で次々と家族が血祭りに上げられていく。人里離れた山荘、そして隣の別荘はなぜか大音響でロックを流しており、こちらの悲鳴は聞えない。電話線は切られ、携帯電話を手に取ってもジャマー(妨害電波発信機)によりまったくの圏外状態。まさに、絶体絶命のなかで殺りくが繰り広げられるのだ。多様な“殺しのバリエーション”は、絶叫確実シーンであると同時に、このジャンルのファンにとっては必見のポイント。「この道具でこんなことを!?」「こんなワナが!?」と、そのアイディアに驚かされるのは間違いない。


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ただ殺されるだけじゃない!家族たちの猛反撃に注目
ただ殺されるだけじゃない!家族たちの猛反撃に注目

殺人者たちに誰が反撃するのかは見てからのお楽しみだが、本作では、追いつめられた“獲物”が反撃に打って出る。しかも、その反撃がハンパではないのだ。さっきまで狩る側だった殺人者たちが、一転して“狩られる側”に変わる。その逆転劇はまさに“やられたらやりかえす……10倍返しだ!”をほうふつとさせる壮絶さ。最後の1人(純真な女性キャラ)が命からがらなんとか生き延びるという、これまでのスリラー映画のお約束を完璧に覆す驚きは、本作の大きな“サプライズ”のひとつ。「次は家族の誰が殺されるのか?」とビクビクしながら見ていた観客の立場もいつの間にか逆転し、「行け! やっつけろ!」とエールを送る爽快さを満喫してしまうのだ。


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キツネ、ヒツジ、トラのマスクが不気味すぎる!
キツネ、ヒツジ、トラのマスクが不気味すぎる!

見る者に鮮烈な印象を残すスリラー映画には、“一度見たら忘れられないキャラクター”が付きものだ。この点についても「サプライズ」は抜かりがない。ポスター・ビジュアルにも使われているアニマルマスク、それもキツネ、ヒツジ、トラの3人の人物(男なのか女なのかさえ不明)が、山荘の家族に迫ってくるのだ。人間は“理解できないもの”に対して恐怖を抱くものだが、無表情のマスク姿で無言で現れるこの一団は、意思の疎通ができない・考えていることが分からないという恐怖の対象にぴたりとハマる。ボウガンやナイフで、見るからに“痛い!”と感じる殺害方法を繰り出す姿が、スリラー映画史に名を残すのは濃厚だ。


■観客を震え上がらせてきた数々の“絶叫スリラー”
 本作は、名作スリラーの歴史に連なる新たなる衝撃作だ!

理解不能な殺人者たちの恐怖を描き、映画ファンを震え上がらせるスリラー映画。いま、数々の傑作スリラーの数々を振り返り、「サプライズ」もまた、スリラー映画の系譜に名を残す存在だと認識せよ。

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