かぐや姫の物語のレビュー・感想・評価
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人の幸せを改めて考えさせられる作品
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先週見た「徹底解剖!かぐや姫の物語」で高畑勲監督をはじめ、制作者の想いを知り、母と2人で観覧。
都で帝に添い遂げることが姫の幸せだと考える翁と、貧しくとも自分の生まれ育った自然豊かな場所で自然や動物・仲間たちとの暮らしをのぞむ姫。
これって現代でも言えることだと思う。
人の幸せって何なのか…
絵本などで読んでいて、結論は分かっているはずなのにやはり考えてしまう。
挿入歌は久石譲がやっていると劇場で初めて知る。
そしてエンディングに聴き入ってしまう。
味わって生きる
かぐや姫って、大昔に知っていた昔話で、大人になった今、内容をはっきり覚えていなくて、観ていて新鮮でした。高畑勲の演出もあるのだと思いますが、思っていたよりも感動しました。人間として生まれてきた事に対して、再認識させられる映画でした。
ジブリなりの解釈が観たかった。
『まんが日本昔ばなし』と言うTVアニメがありましたが、まさにそんな感じ。『かぐや姫』は昔話としても教訓めいた部分が解りにくく、今回の作品を観ても、姫のワガママさが残るばかりで、最後のメッセージが曖昧でこの作品を何故ジブリが作りたかったのか、 伝わって来ませんでした。
ジブリとして制作するからにはジブリなりの解釈が欲しいし、そこが観たい。
絵のタッチがイイと言う意見も多い様ですが、個人的にはキャラクターデザイン含め、絵がキライ‼︎
傑作!
竹取物語が改めて物凄く素晴らしい作品であり、あの平安時代に編纂されたとは思えない。イマジネーションが時空を越えている気がした。そして高畑監督の理想とした余白を使った水墨画のような絵。日本というものの奥ゆかしさや繊細さをダイレクトに伝えるものだった。音楽も役者さんのバランスも全てにおいて申し分ありません。本当に良い作品だった。
単なる「日本昔ばなし」のようで、そうではない
始まってしばらくして「ひょっとしてこれは単に日本昔ばなしを大スクリーンで観ているだけでは、、、」と不安がよぎったが、最終的にその心配は杞憂であった。
深い!生き方や宗教も絡む深い映画である。
※“天の使い”をあのような無慈悲で強引な一団として見せたのはこれまでになく斬新であった。
絵も内容も素晴らしい!
「後悔しても もう遅い・・・」と泣くかぐや姫
本当はこんな 暮らしは望んでいなっかった。自然とたわむれ
捨丸兄ちゃんと暮らしたかったのだ
しかし じいちゃんは かぐや姫の幸せは 裕福なお金持ちの貴族と結婚すること。それが 彼女の幸せと思っている。
金品にかこまれ 身分の高い人と暮らせれば それが 彼女の幸せだと思ったのだ。
いつの時代もかわらないのですね。
まわりから見ればうらやむような暮らしでも、かぐや姫は心では悲鳴をあげていた。しかし、どうすることも出来なかった。
あの時代、自分だけの力ではどうすることも できなかったのでしょう。
「後悔しても遅いのです」この言葉が残っています。
自分の生き方も考えさせられるシーンでした。
そして 贅沢な暮らしをしていても 幸せではない かぐや姫
何だか現代の私たちの姿も重ねてしまいました。
豊かな国 日本。けれども 悲しい事件も多いです。
裕福だけでは 幸せにはなれないのかもしれません。
アニメーションは
かぐや姫が美しく また 映像がまるで動く絵本でした。
特にかぐや姫が 桜や 自然の中ではしゃく姿など 髪を振り乱し
くるくると回る躍るようなシーンはとても 美しく 見惚れてしまいました。
絵の美しさに感動し 哲学のような 素敵なアニメでした。
こんな贅沢な映画、もう観られない!
基本的には日本のかぐや姫のストーリーを踏襲しています。
どのシーンで切り取っても、まるで日本画のような画面作りが素晴らしいです。
スタッフロールでの動画人数が有り得ないほど多いのにも納得です。
淡いながらも感情表現豊かな色彩と、人間の丸みが美しく作画された描線、感動しました。
最後のシーンの音楽が特に印象に残っています。
物語の美しさと、唐突にやって来る別世界の異色さなど。
あぁ、この人たちは違う世界の住人で、人間の持つ感情の起伏は感じないんだ…と実感しました。
最後の最後、かぐや姫がこちらを振り返ったような演出には、
救いがあるように感じられて嬉しかったです。
鉛筆画・民族音楽の素晴らしさ
近年のジブリ作品の中では1番良かった気がする。絵も音楽もとても美しいが、鑑賞しやすい芸術性というか。ストーリーも童話を変に捻ったりしてなくて良いです。ただ、ラストはどストレート過ぎてちょっと納得行かないと言うか悲しすぎる。。映画館でお客さん皆泣いてました。
映像が
映像がとにかく綺麗すぎる!!!!
ストーリーの平凡さに十分に目をつぶれる素晴らしさ。
個人的には竹取物語月に帰るくらいしか内容は知らなかったのでストーリーも新鮮で楽しめました
あのリアルな細かい動きが気持ち悪いという方もいらっしゃるようですが私の様にツボに入ったらひたすら酔いしれることになると思います。本当に綺麗
かというと姫のように繊細な絵のタッチで表情が丁寧なキャラクターもいればゆるキャラのような超適当(笑)な顔のキャラクターもいてその落差が面白かったです。(笑)
最後は泣けます。すごく
私の後ろに座っていた小さい女の子が大号泣していたのが印象的でした
お父さんとお母さんと自分を重ねちゃったんでしょう。カワイイ( ;∀;)←
ただ少し気になったのがところどころ姫の演技が臭く思えたとこです。まぁでもこれは日本映画、日本人の演技全般にいえることですが
映画館で観るべき作品です
本当に観たあとは放心状態
美し過ぎて逆に思い出せないシーンがいくつか。夢の中にいたみたいに
また酔いしれたいのと忘れたシーンの確認のためもう一度足を運ぶ予定です(^ω^)たのしみ
日本アニメの底力を見た様な気がします。
まんが日本昔話
まず、手書き絵のようなタッチが目を引きます。
最近のしょこたんがOPで歌っている奴ではなく、「ぼうや良い子だ」の懐かしい日本昔話。そんな印象。
でも、このタッチあればこその作品世界かもしれません。
昨今のCG調では、この作品の雰囲気は出ない。
いつの頃からか声優を使わなくなって未経験者が並ぶジブリですけど、その辺りは慣れたとしか言えないです。
ディズニーの言ではありませんけど「アニメではなくてジブリ」です。
作品自体は、日本人ならば知らない人はいない「竹取物語」なのですが、主に前半部はオリジナルパートで、かぐや姫の人となりを描いています。
その分、原典の結婚話パートが短く感じます。
通常、こういう作品ですと日本の心がどうとか言われるのですが、これは「人間とは…」という感じがします。
オリジナルパートで描いた心情部分が最後に繋がって、最後は誰もが知る結末ではあるのですけど、そういう解釈もあるんだなと思ってみたり。
長い話だと席を立ちたいと思う瞬間があったりするのですが、意外にもこれは最後まで釘付けでした。
ただの昔話のアニメ化……と言われればそれまでですし、絵も今風のそれとはかけ離れたタッチではありますが、すごく良かったです。
ラストまで号泣でした。
終わる30分以上前から、かぐや姫の不憫さに泣けて泣けて。後半ずっと号泣してました。しまいにはタオル取り出す始末…純粋にいいなと思えるストーリーでした。おじいさんに対して、もっとわかってあげなよ!というイライラはありましたし、後半、ちょっと辻褄が?と思ったシーンがありましたが…
全体的にはとっても満足です。ただ今回は作画が独特だったので、やっぱり、ジブリの普段の綺麗な絵の方がすきやなぁ。
とにかく絵が美しい。
ネタバレ注意.....
「ジブリ史上最高の絶世の美女現る!!というだけあって、とにかく主人公かぐや姫美しい。絵のタッチが繊細かつ、色のバランスが良く、一人一人がまるで本当に生きているように思えた。物語はほぼ原作に近く、それに加えて原作ではあまり触れることのなかった、かぐや姫側の視点からも多く描かれている。翁からは人間の愚かさ、嫗からは母のように包み込むような優しさ。5人の貴公子たちの想い...
とにかく百聞は一見に如かずです!年代問わずぜひいろんな人に見て欲しい!
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