劇場公開日 2013年7月20日

風立ちぬのレビュー・感想・評価

全538件中、21~40件目を表示

3.0堀辰雄、ではなく堀越二郎

2022年6月13日
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興奮

幸せ

零式艦上戦闘機。
通称ゼロ戦を作った堀越二郎の人生を、これでもかと脚色して描いた作品です。
ゼロ戦の方は宮崎監督、飛行機作って落としてとても楽しそう。
もう一つの原作は、堀辰雄の同名小説。
節子と作者の悲恋を描いた、古典サナトリウム文学です。
これでもか、の部分は大体こっちの堀さんです。

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かせさん

3.5大空へと

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

2013年公開作品

ジブリ作品
「風立ちぬ」

確か、夏休み公開だったような
お子さん連れのファミリーも
いましたが、途中退席される方も
目立ちました。

時代背景もそうですが
大人向けかなと・・

子どもの頃からの夢
飛行機で大空への憧れを抱き
設計士となる
正義感の強い主人公の物語。

関東大震災、貧困、結核の流行
戦争・・・・
激しい時代を精一杯生きた
堀越二郎さん。
皆が、楽しく乗れる飛行機を
造りたかったのに・・
時代が、そうはさせなかったという
哀しさも伝わってきて
少女との運命の出会いも描かれ
全編、風が吹くシーンが印象的。

エンドロールは
松任谷由実さんこと
ユーミンの名曲
「ひこうき雲」に、泣けました。

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LaLa

5.0黙々と一人の青年の努力によって大事業はなされていくのか

2022年3月2日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

知的

とにかく静かな作品。

だが、登場人物の情熱はそれぞれが非常に熱い。
何が起ころうと黙々と自分のやるべき事に熱中し、為すべき事を達成していく。
明治、大正、そして昭和初期っていうのはこういう空気感だったのだろうか?

主人公の人物像は宮崎駿監督の作品への製作姿勢を投影したのかな?と想像してみるのも面白い。

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とんこつ

2.52022 1本目(TV 1)

2022年1月1日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

9年越しで初鑑賞。
ポニョは年齢が低すぎて、これは高すぎでした。
主人公の声が合わないなと思っていたら庵野さんだったんですね。
個人的には、ナウシカ、ラピュタ、もののけ姫の頃の作品に戻ってほしいです。
復帰作期待しています。

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しゅん13

4.0最近ジブリ映画は観なくなっていたのだが、庵野秀明が声優をやっている...

2021年9月30日
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鑑賞方法:TV地上波
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森林熊

4.0大人向けのジブリ作品

2021年9月19日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

幸せ

先日の金曜日ロードショーで鑑賞。鑑賞自体は3回目。
久々に見たけどやっぱり良かった。二郎と菜緒子の純愛に泣ける。。
初めてこの映画を見た時シベリアが食べてみたくなって買いに行ったんですが、今回もシベリアが食べたくなった。
主題歌のひこうき雲も大好き。
千と千尋以降のジブリでは、1番好きな作品です。

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にに

5.0続けてほしい

2021年9月17日
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宮崎駿監督の映画はやはり一味違う。
引退しないでほしいです。。

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ダックス

3.5苦しい時代を生き抜こうとする男

2021年9月12日
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鑑賞方法:TV地上波

単純

知的

難しい

主題歌でタイトルだけは知ってはいたが、内容まではわからなかったので、テレビ放送の録画で鑑賞。

飛行機を設計する夢を見ていた二郎の日常と成長を描いており、様々な困難を乗り越えていく姿に感動した。
どんなに苦しくても自分なりに頑張って前向きに生きていくことの大切さが伝わってきた興味深い内容でした。

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Ken@

5.0「日傘の女」をコードに風立ちぬを読む

2021年9月8日
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imymay

4.0後からじわじわ

2021年9月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

人により評価の分かれる映画。一度意味が解ってしまうと、後からじわじわ来る。芸術家やクリエイター、科学者が観ると、たぶんはまる。
創造的な仕事ができる時間は限られている。美しいが花の命は短い。時代や環境に恵まれなくても、力を尽くして生きなさいという宮崎駿のメッセージ。

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darudaruo 555

5.0仕事と夢と恋愛と(鑑賞記録)

2021年9月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

次郎の言葉
僕らは今、一日一日をとても大切に生きているんだよ。

カプロー二の言葉
飛行機は夢だ。設計家は夢に形を与えるのだ。

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haitanio

3.5夢を追い続けるって素敵ですね。

2021年9月4日
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鑑賞方法:TV地上波

もちろん絵も素敵でしたが、この脚本なら実写で観たかったかも。

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光陽

5.0飛行機・歴史好きの方にお勧めの作品

2021年9月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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キウイジャム

3.0翔べない豚は、鋼の鳥の夢を見るか?

2021年9月1日
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 「フランケンシュタインの誘惑」という番組ご存知ですか。基本、ヤバい学者が暴走する果てに、どんな世界が見えるのかっていう話なんですけど、好きなんですよね-。
 突出した発明力のある科学者って、発明に没頭するあまり、その発明品がどう使われるかは、あまり興味ないそうです。原爆、水爆、高機動航空機…。生かすも殺すも、私達が殺されるも、全て私達の責任なのかも。
 実在の二郎さんの人柄は、存じません。ただ、まるで映画の主人公らしからぬ二郎さんと、私はどう向き合えばいいのかしら。
 宮崎サン、冒険活動ものを創らなくなったのは、時代が、その先にあるからだそうです。しかも、加速している。未来少年が見据えていた未来は、私達には届かない。お城に閉じ込められたお姫様を救う冒険譚も、天空の城を目指す英雄譚も、私達には眩しすぎる。私達に寄り添うことができるのは、朴訥とした話し方をして、自分なりに生きてゆく道を、踏みはずさない人。そんな道しるべが必要なのでしょう。
 あの子の命はひこうき雲だとしても、今より歪んだ時代だったとしても、言い訳しない、全力で疾走する。それだけで…ね。
 この先、世界はどうなると思いますか。たとえば、迫害を恐れ国外脱出を望む人が、大勢います。でも、彼らの為に飛び立つ飛行機が、もういないんです。
 私達は、世界を何処に連れて行こうとしているんですかね。
 たとえ空を飛べなくても、できない理由を探すより、できる方法を探しましょ。二郎さんの背中が、そう言ってた気がします。

 「イミテーション ゲーム」
 二郎さんと同じ時代を、二郎さんと違う生き方をした科学者さんのお話。世界最難解と云われた暗号を、自動演算で解読させた学者さんと、その演算機を手に入れた軍は…。一度ご覧下さい。

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機動戦士・チャングム

2.0映像はきれいだが、臨場感がない。

2021年8月30日
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鑑賞方法:TV地上波

駄作とは聞いていましたが、TV地上波なので見てみました。
評判通り、イマイチですね。
理由として、鑑賞者を現場に引き込む臨場感がない。
・主人公は、好きなら好きという感情を表に出さず、あなが好きなら私も付き合うよ。というスタンス。死んでも他人事。
・自分が好きで造った飛行機で、何万人が死のうと、オレには関係ないという感じ。
すべてにおいて、遠くから俯瞰している感じで、鑑賞者を現場に引き込む臨場感がない。

宮崎駿の飛行機ものでも「紅の豚」では、もっと鑑賞者を現場に引き込んだぞ!

同じジプリの高畑勲の「火垂るの墓」では、暗い作品ながら日本人が絶対忘れてはいけない作品にまで仕上げたぞ!

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センノカゼ

5.0【人と近代化の時代】

2021年8月30日
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僕は、宮崎駿作品のなかでは、先般レビューを書いた「もののけ姫」と、この「風立ちぬ」が好きだ。

前者は、思想やシステムが異なる社会がどのように共存していくのか、環境とどう折り合いをつけるのか、人はその中でどうあるべきかなど考えさせられる。

この「風立ちぬ」は、災害や戦争といった状況に翻弄されながらも、近代化を追い求め、そこから生まれる悲劇や儚さと、更に、人を愛するということと、人の命の儚さも対比させた、どちらかというと文学作品のように感じる。

大震災や大戦の悲惨さというより、その中で人はどう生きたのか、どう愛したのか、そして、どう失ったのかが大切に描かれているように思うのだ。

利便性の陰で失われる温もりのある何か。

それに、高度に発達したからこそ、悲劇に結びつく技術ものもあるはずだ。

丹精を込めて作り上げたが、一機も帰ってこなかった飛行機(と命)。
技術の進歩の向いた先が、必ずしも幸福ではなかった。

先ごろ公開された「太陽の子」に通じるところがあるようにも思う。

そして、心から愛したのに失われた菜穂子の命。

がむしゃらに頑張って、一体自分は何を残したのか。

この作品は、時代とはそう云うものだと言っているようだし、どんなに近代化しても、抗えないものがあるのだと示唆しているようでもある。

しかし、決して人は無力ではないとも伝えているのだ。

荒井由実の「ひこうき雲」も、歌詞が物語にマッチして胸が熱くなる。

毎年のように大きな災害が繰り返され、その度に人々は立ち上がってきた。

日本はずっと戦争をしていないが、世界各地では紛争は無くなっていない。

現代にも通じる、時代とともにある人を見つめた秀作だと思う。

個人的には、庵野秀明さんの声が注目されたけど、瀧本美織さんの声にグッときた作品だった。

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ワンコ

4.5愛情たっぷりの社会派ジブリ

2021年8月29日
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鑑賞方法:TV地上波

堀越二郎は、飛行機に憧れている正義感の強い少年であつた。飛行機は美しい夢であった。劇中、三菱に就職して仕事に就いた時、突然半田に工場があったカブトビールの表記が出て来たね。ジブリの割には社会派で、ドイツの飛行機に感動したり飛行機設計士の成長記録の様な物語。結核の菜穂子と健気に結婚しようと言うくだりはホロッとしたね。

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重

3.5よかった

2021年8月29日
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ストーリー、絵とよかったけど全ての声優やそれを目指す人たちが庵野氏のセリフまわしを聞いたら「これでいいならなんでもいいのでは」と思うのではないか。
かといってミスキャストだったとは全く思わない

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人の噛んだガム

4.0昭和ノスタルジー

2021年8月28日
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鑑賞方法:TV地上波

夢に始まり、夢に終わる。

スタジオジブリが毎年夏休みに向けて作る映画は、老若男女に好まれることが前提で、宮崎駿はその要求に応え続けてきた。自分の表現したいことと、観客の満足度をうまくバランスも取ってきた。だけど、映画作りはもう最後にしようと決めた。最後なんだから、自分のやりたいもの、好きなもの、こだわりなどを全部ぶち込もう。と、いうことではないかな。私はいいと思う。

宮崎駿は昭和16年生まれ。堀越二郎や堀辰雄は、宮崎駿の親くらいの世代なのかな。昭和の初めの頃の、日本の暮らし。里見の洋風の家(金持ち)、黒川の純和風の家(地方の名家)、軽井沢のブルジョワ感。ちょっと庶民からはかけ離れているけど、でも日本人はこんな風に生活していた。想像だけど、宮崎駿は自分が生まれた頃の日本を、映像に残しておきたかったんじゃないか。これが昭和だよ。忘れないで。

庵野さんの声は多くの方が書いているように、違和感はあった。けど、途中で慣れた。素人の割には、最後の方はそこそこ演技できてたと思う。声優や俳優を当てた方が、見る側にはセリフが聞きやすかっただろうが、たぶん、きれいすぎる。二郎を男前に見せるのは避けたかったのかも。ただ、少年の二郎と、成年の二郎のギャップは激しかった。

夢の世界の色がとてもきれいで、私もここに入りたくなった。テーマ曲もノスタルジックで、よくはまっていた。公開時に映画館で見て、日テレ金曜ロードショーの放送で再見。

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ぷにゃぷにゃ

3.0後半、何故か、泣いてた‼️❓

2021年8月28日
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原作も読んでるし、さほど、感じた覚えもないのだが。
アニメのキャラの表情に、不覚にも、涙。
後半は、慟哭。
たまには、理屈抜きに泣くには良いかも。
アニメのレベルは意外と高い。
心を空にして泣くには最適かも、是非。

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アサシン5