劇場公開日 2014年3月21日

「番い」神様のカルテ2 ripc02さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0番い

2014年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

現行の医療制度の限界と、仕事と家庭というどこの家庭でも起きてそうな問題を題材に、全編に一止と榛名の愛の物語が紡がれていた

大切なのは理屈ではない
傍から見て「家庭を顧みない、仕事優先」的な一止でも
榛名にとっては仕事を頑張る夫がすべてであり、そんな夫を支え、慈しむことだけでも彼女の中で十分に幸せを享受できる
そして同じく強い責任感で仕事に臨んでいた貫田さん、最期の「ありがとう」という言葉だけで奥さんの人生はとても素敵なものに昇華する

二組の夫婦の絆、とても素敵でした。

そして、一止と進藤、貫田と高山こちらも二組の今度は友情を描く
お互いが認め合い、尊敬し敬いあう、だからその人のために本気でぶつかる

愛情も友情も、結局相手を思いやり尊敬しあい助け合う
必要なのは「そろばん」などではない、相手を思う心だ

簡単に「イイね!」がもらえる時代
一番大切な人の「イイね!」をもらえるように。。。

ripc02