劇場公開日 2012年12月22日

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「女体盛り付き拷問パーティー」SUSHI GIRL みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0女体盛り付き拷問パーティー

2014年1月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

オープニングにかかるシャーリー・バッシー歌唱の『007/ダイヤモンドは永遠に』を聞いていると、映画主題歌の名曲だったと実感。
彼女の躍動感あるダイナミックな歌声に思わず聞き惚れてしまう。
これが監督デビュー作となるカーク・サクストンの心憎い選曲に、思わずニンマリしたりして。

最後のオチまで全体的に手堅くまとめ上げた演出手腕は一応評価出来るが、タランティーノの『レザボア・ドッグス』を上回る事など到底無理な話でした。
女体盛りを手始めに監督の日本通が色濃く反映された画作りはそれなりに楽しかったけど、しつこくて血生臭い拷問シーン等に見るべきモノがなかった。
結局最後までイミテーション(模造品)の領域を、超えられなかった様に思う。
それに千葉真一の出番が少なかったのも不満。
素人の料理人には見えなかっただけに、最後は[服部半蔵]の忍者スタイルで修羅場に乱入させるぐらいのサプライズ演出があっても良かったと思うなあ。

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みつまる。