インポッシブル

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劇場公開日:

インポッシブル

解説

2004年のスマトラ島沖地震で離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜いた家族の実話を、ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー主演で映画化したドラマ。監督は「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ。04年末、マリアとヘンリーの夫婦は3人の息子を連れてタイのリゾート地にバカンスにやってくる。家族でひと時の楽しい時間を過ごしていたが、クリスマス翌日の12月26日、大災害が発生。周囲は一転して目を覆うような悲惨な状況へと変わり、マリアやヘンリーらも離れ離れになってしまう。しかし絶望的な状況の中でも一家はそれぞれの無事を信じ、再会するために歩み始める。マリア役のワッツは、第85回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。(※予告編や本編には津波の再現映像が含まれます)

2012年製作/114分/G/スペイン・アメリカ合作
原題:The Impossible
配給:プレシディオ
劇場公開日:2013年6月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第70回 ゴールデングローブ賞(2013年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) ナオミ・ワッツ
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映画評論

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(C)2012 Telecinco Cinema, S.A.U. and Apaches Entertainment, S.L.

映画レビュー

4.5力強いストーリー

2023年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

興奮

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parsifal3745

4.0❇️スマトラ沖地震災害。ある家族の実話。オススメ

2023年8月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

幸せ

インポッシブル

2004年🇹🇭タイ カオラック
(2004年スマトラ沖地震)

休暇で日本からリゾート🏝️に来ていた家族に巨大な津波が🌊押し寄せ、家族はバラバラに!

瓦礫と一緒に流されて母親は大怪我していた。

家族は無事なのか?スマトラ沖地震の災害で一つの家族の実話を描いた愛と感動のストーリー

◉86B点。
❇️母親の大きな愛、息子の成長。そしてダニエルの結末を伝えるシーンがすごく良かった。
★彡これは感動です。こんな出来過ぎとも思えるストーリーが実話とは凄いです。オススメ!

🥲😢🫣🤕🫂👨‍👦‍👦👩‍👦🌊💦🎬🛩️🏖️🩺🛏️❤️‍🩹💮🆘

シネマ津波 シネマ震災 シネマ実話 シネマ家族 シネマ葛藤 シネマ生死 シネマ限界 シネマ不穏感 シネマ体当たり演技 シネマ演技 シネマ2004 シネマ2000年台 シネマ痛み シネマ生き地獄 シネマできる事 シネマ成長 シネマ息子 シネマ愛 シネマすれ違い シネマ願う シネマ再会 シネマ頑張れ シネマ神頼み

🟡見所

1️⃣母親の人助け精神に感動。
★彡息子が受け継ぐ流れには涙が出ます。

2️⃣ナオミワッツさんの体当たり演技も凄い。
★彡リアルを感じる色気封印し体当たりな演技に共感。

3️⃣人には優しく‼️
★彡困った人を助ける!
★彡長男が母にある伝えた事とは?😢

4️⃣可愛く、そして成長する子供達。
★彡家族は最強だ‼️

5️⃣津波の恐怖‼️
★彡メイキング映像もYouTubeで見れます!

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シネマを喰らう

3.5赤いビーチボールに託された家族の絆は、水中に沈まない

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2004年の12月26日にスマトラ沖地震から発生した大津波に襲われたスペインの五人家族が、幾多の苦難を乗り越え再会を果たすまでの実話を基にしたディザスター(災害)映画の感動作。ビーチリゾートとして世界的に名高いタイのプーケット島から北に位置するカオラックが舞台となり、美しい海の地上の楽園と呼ぶに相応しい観光地が一瞬にして廃墟となる自然の脅威と、過酷な状況に置かれても諦めない強い絆で結ばれた家族愛が描かれている。地震発生から2時間30分以上過ぎてから津波が到達しても、地震の情報と津波を知らせるシーンが無いのは、この時代の大地震への警戒意識の低さと津波の恐怖に関する無知故の時代背景だからだろう。災害から9年を経て制作されたこの映画には、2011年の東日本大震災の衝撃を含めての、人類への警告のメッセージを感じ取れる。

しかし、映画が描いたのはあくまで主人公ベネット家の互いに思いやる心の美しさであり、津波のシーンは家族の視点からがメインで、パニック映画のスケールを目的にはしていない。そこが良かった。津波に飲み込まれるシーンは、母親マリアと長男ルーカス二人に絞り、瓦礫と泥まみれの水中シーンを的確に映像再現している。そしてこのマリアを演じたナオミ・ワッツの渾身の演技が素晴らしく、足に重傷を負いながらも医師の知見を活かし冷静に状況判断するマリアの人間的な胆力を見事に表現している。と共に、舞台ミュージカル「ビリー・エリオット」で才能を開花したトム・ホランドが映画初出演とは思えない演技を披露していて、正直驚いた。このときトム・ホランドは、15歳ぐらいだろうか。母と言い争いながらもダニエル少年を瓦礫の山から救助したルーカスが、父親と再会出来て喜ぶ少年を病院内で見詰めるシーンがいい。離散した家族をめぐり逢わせようと名前を聴きだし奔走するシークエンスと共に、心温まる脚本の良さ。そして弟のトマスとサイモンふたりに再会するクライマックスの一つに観る、この子役たちの上手さ。お涙頂戴と分かっていても、そこまで持っていく展開と演出の作為が自然だし、ユーモアもある。父親ヘンリーのユアン・マクレガーは、見せ場が少なく全体に抑えた演技で悪くは無いが、子役たちに主役を譲った形になった。ゲスト出演のジュラルディン・チャップリンが印象的な役割で、短くも存在感を示す。

イギリスの俳優をキャスティングして英語の台詞を使用したスペイン映画で、スタッフはスペインの人たち。どちらにしても子役の扱いが巧いのは、これまでの長所から予想できるが、それが作品の良さとなり、映画のテーマを素直に伝えてくれる。ワッツとホランドの名演が、感動と衝撃と共に心に残る佳作でした。

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Gustav

4.5優しさと愛を見直したいときに見る映画

2023年1月20日
iPhoneアプリから投稿

未曾有の災害に見舞われながらも、優しさとは何かを感じさせてくれる映画。

兄弟愛、親子愛、夫婦愛、家族愛。

優しさとは何かもう一度思い出したいときに絶対見たい。

この手の映画はなかなかハッピーエンドはないが、心の底からハッピーエンドで良かったと思える映画。

ただ、やはりその裏では多くの不幸があるのも事実。

もう一度、スマトラ島沖の地震・津波で亡くなられた方に哀悼の意を込めて。

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hiro