劇場公開日 2013年2月15日

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「結末が唐突過ぎ、前半は面白かったけど」レッド・ライト スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0結末が唐突過ぎ、前半は面白かったけど

2015年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悔しいですが、結果的に全くオチは読めませんでした。
確か予告編で視点が違えばどうこう言っていた気もするのですが、まさしく・・・。
でも、いくらなんでも唐突過ぎでしょ(苦笑)
確かに伏線もしっかり張られてはいましたが、何か見せ方がいまいちと言うか、もっと見る者を唸らせつつ納得させられるような演出が出来なかったものか・・・。

ただ、雰囲気的には嫌いじゃない映画でした。
特に胡散臭い超能力者シルバーを演じたデ・ニーロの演技が本当に秀逸で、もうバレバレなのに圧倒的な存在感を見せる辺りが、さすがデ・ニーロと言うか、うまいミスリード具合だったと思いました。

一方の偽超能力者を暴く科学者チームも、シガニー・ウィーバーにキリアン・マーフィの大物コンビでこちらも圧倒的な存在感を発揮、超能力が勝つのか、科学が勝つのか、その過程はまずまずの見応えを感じました。
科学者チームは序盤から掴みはOKな感じで見せてくれましたねぇ~。

そんなこんなで結構期待したんですが、あの方の退場から何となく暗雲が・・・そして唐突なオチにちょっとガッカリ・・・。
確かにどんでん返し的なものを期待して見たのは間違いないのですが、これじゃない!って感じなんですよね。
まあでもバレバレの胡散臭い超能力者デ・ニーロの方に目が行ってしまった結果こうなったんで、上手いのかもしれませんが、どこかモヤモヤが・・・。

スペランカー