北の零年のレビュー・感想・評価

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北の零年

劇場公開日 2005年1月15日
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蝦夷の開拓 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

大自然の開拓に向かった家臣団が開拓民になるまで、どれほどの苦労をしたか?よく伝わってくる。

時間は止まらず選択を迫られ、決して幸せとは言えない結果でも甘んじて受けて行く…辛酸を舐めながらも未来を見ていく姿に人間の強さをみた。

が、吉永小百合の年齢設定を間違ってないだろうかと思う。
志乃を還暦手前だった吉永小百合が若作りしても無理がある気がした。
同僚の妻を演じた石田ゆり子は色気たっぷりなのに対して、志乃の雰囲気は少し若いお婆ちゃんに見えて仕方ない。
「かあべえ」でも同じような年齢設定で、夫に対して年齢が高いように見えて仕方なかった。

うにたん♪
うにたん♪さん / 2017年3月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD、映画館
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壮大なストーリー、大味な脚本

三時間近い尺が気になって、見ようと思いつつも何となく手が出なかった映画でしたが、見てみたらホント・・・長かったなぁ、意外と長尺の映画って見てみたら長さを感じさせないとか、気が付いたらあっと言う間に見終わってたなんてこともよくあったりましますけど、これは普通に長さを感じてしまった映画でした(苦笑)
まあそれなりに大作感は味わえたし、決してつまらなかったと言う訳でもなかったのですが、でもどうしてもストーリーにもう一つ入っていけなかったところがあって・・・。
吉永小百合主演映画ですから、ある程度覚悟はしていましたけど、予想以上にサユリスト専用映画に仕上がっていたような、ってまあ私は特別苦手な訳でもなく、むしろこの方の存在自体は好きな方なんですけど、ここまで無理がある設定だとさすがに入り込めないかなぁ・・・。

吉永小百合の夫が渡辺謙で娘が大後寿々花(孫にしか見えなかった、でも可愛かったなぁ)、この設定でもう違和感たっぷり、吉永小百合は一体何歳の設定だったのだろうか、娘の年齢を考えると三十代後半か四十代前半ぐらいでしょうかね?
実年齢よりは明らかに若く見える吉永小百合でも、さすがにこれは厳しい、ご本人もこの設定では演じていて相当苦しかったことでしょう。
それでいてこれでもかと吉永小百合押しのストーリーで話を進めるから、どうにも入っていけないというか、違和感がありすぎて見ていてちょっと困惑してしまいました。

まあでも時の流れに翻弄された者達の切なさみたいなものは、豪華役者陣の好演もあって、十分伝わってきたのは唯一の救いだったでしょうか。
北海道と言う美しくも厳しい広大な土地が、より切なさを煽るようでね・・・そんな舞台設定やストーリーの基本的な部分については、まずまず悪くないなと思いましたよ。
しかしあの急に五年後になる脚本はどうなんでしょう、そこまではまだ吉永小百合押しでも十分見れる内容だったのに、何かあそこで急速に冷めました。
娘も五年で大後寿々花から石原さとみって、さすがにそれはちょっと・・・全く雰囲気すら似てなかった気が。

それと極めつけは渡辺謙の動向ですよ、おいおい!
もう少し何か深い理由があるのかと思ったら、何だよそれ・・・。
まあその分、トヨエツがおいしいと言うかカッコいい役回りではありましたが。
香川照之おなじみの怪演とか、役者陣の演技や舞台設定はホント見応えあったのですが、大味な脚本・演出は正直微妙と言わざるを得ない印象の作品でした。

スペランカー
スペランカーさん / 2017年3月24日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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信頼と裏切り、そして純粋で誠の愛

時代は明治初期、自分たちの国作りのために皆が心一つになって北の大地を開拓する人々の史実を元に描いた感動巨編である。
久しぶりに心を大きく動かされたいい映画だった。できれば劇場で観たかった。

止むを得ぬ裏切りや嘘、人間の狡さや弱さが伏線として上手に描かれていたが、その分吉永小百合演ずる志乃の強い信頼と情愛がドラマ全体を通して切々と訴えてきて胸を打った。

仲間と妻子を裏切った渡辺謙演じる志乃の夫小松原英明は5年前に家老の命で旅立つ時に娘に向かって「夢というものは信じなければただの夢だ。だが、信じていればその夢はきっと真になる。父はな、ここにいる皆の夢を叶えるために行ってくるのだ」と言い残して去って行くのだった。
妻も娘もその言葉を信じて様々な苦難に耐えて長い歳月を待つのだが、やっと5年後に再開した夫であり父である英明は旅立つ前のそれではなかった。英明は開拓民を取り締まる役人となってやって来たのだ。しかも他の女と再婚していたのだった。
そして英明は再会した妻志乃に向かって平気で言うのだった。
「夢から覚めてしまったのだ…我らが国を作るなど、ただの夢だった。戯れ言でした」

そしてエンディング近くになって志乃が呟く言葉に我々観る者は救われる。
「生きている限り…夢見る力がある限り……きっと何かが私たちを助けてくれる」

この映画にはたくさんの見せ場が用意されている。二つほど取り上げてみたい。

志乃の娘多恵の許婚雄之介が雪降る死に際に「花を観たい」と言う。それを聞いた志乃は自分のと貰った花柄の着物を切り裂いて落葉樹の枝枝に飾り、故郷淡路の花に観たてているシーンがある。積もる雪景色を背景に風になびく着物の切れ切れは幻想的で美しく、それを観たまだ年端も行かぬ雄之介は多恵に感謝して息を引き取る。映画中盤の見せ場で、深い哀しみ故に観る者にエクスタシーを感じさせる。
なるほど、このシーンは行定勲監督の苦心や思い入れを感じさせるのだけれど、何となく違和感を覚えたものである。少し無理があり不自然さは否めない。
しかし、それでもこのシーンの素晴らしさは、そんな瑣末的なことで少しも揺らぐことはない。

やはり一番の見せ場はラストシーンである。
会津藩士の残党アシリカ役の豊川悦司が正しく清廉の士として相応しく、とても格好よかった。
ラストの見せ場である納屋から数十頭の馬の群れが轟音とともに駆け出して行くシーンは圧巻である。
そしてその後に暗い納屋から悠然と現れる追われ人アシリカが刀を抜きながら「我が命、この地で散らす」言い放すと、右手に持った刀を斜めに構えながら英明ら多勢の軍勢に向かって駆け出して行く。アシリカの覇気に銃を構えた軍勢はうろたえ怯むが、突然銃声が鳴り響く。アシリカを必死で助けようと彼の前に身を投げた志乃が撃たれたのだ。刀を捨てあわてて駆け寄るアシリカは倒れた志乃を抱き起こす。肩を撃たれた志乃はアシリカに「死なないで…生きて…生きてください」と切々と言う。志乃とアシリカの見つめ合う強い眼差しは身を捩るほどの愛を感じて感動する。この一連のシーンは何度も観たくなる。豊川悦司の深い演技に魅了された。

この映画にはたくさんの見せ場があって観る者を飽きさせない。エンターテイメントの映画である。

それにしてもこの映画が「パレード」や「きょうのできごと」と同じ監督だったとは思えなかった。
才能と可能性のある監督だと改めて思ったものである。

髭ジョン
髭ジョンさん / 2014年10月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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まずまず。

吉永小百合、やはり、大女優です。有名な役者がいっぱいです。
北海道の自然が美しい。
明治の時代は凄かった。

oracion
oracionさん / 2013年10月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 知的 難しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「北の零年」(行定勲監督)から。
大好きな女優・吉永小百合さんが
主演女優賞を受賞した映画として、楽しみに鑑賞した。
昨年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で湧いた日本であるが、
この作品は、大政奉還・明治維新後の時代、故郷を追われ、
未開の地である北海道への移住を余儀なくされた武士一家の
苦難の道のりを描いた作品であることを、忘れてはならない。
彼女の姿に見入っていたためか、メモは少なかったけれど、
「生きる力がある限り、夢みる力がある限り」に続けて
「きっと何かが私たちを助けてくれる」が胸に響いた。
リズムが良かったからだろうか、とても印象に残っている。
極寒の中、食べるものにも困っていた北海道の開拓民は、
何を支えに、生きてきたのだろうか、とても気になった。
そんな時、ふとメモしたフレーズが蘇った。
「頑張っていれば、きっとなにかが助けてくれる」
それを信じて、彼らは耐えてきたのかもしれない。
今、私達にできることは、そんな夢見る人たちを
しっかり、そして温かく支援してあげられるシステム、
それが必要なんだろうな、と静かに観終えた。
やはり、彼女は素敵だなぁ・・(笑)

shimo
shimoさん / 2011年1月23日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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