「やはり名作か」アマデウス ディレクターズ・カット版 のさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やはり名作か

2016年7月17日
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鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭二回目!

この映画は学生の頃に授業で鑑賞しました。授業では数回にわたって細切れに観たため、こんなに長尺の映画だとは今回初めて知りました。しかし話が面白いのとBGMが極上なのとで長くても全く苦にならずに観られますね。

一度観たとはいっても中学生の時。だいぶ前なのに加え、当時あまり興味がなかったので(笑)、おおまかなあらすじ以外は覚えておらず新鮮に鑑賞できました。
まず一番の感想は、サリエリ役の人、めちゃくちゃ演技うまいですよね…??!びっくりするくらい演技うまいなあと終始思っていました。ごく控えめに言って神演技ですね
二番目、コンスタンツェ、おっぱいおっきくて超カワイイ。救いようない愚妻だがカワイイ。
三番目、サリエリとモーツァルトの違いってなんだったんだろう、って考えた時、生来の才能っていうのはもちろんだけど、やはり、生まれ育った環境、とりわけ幼少期の親の影響って大きいのかなあ…って思えて、自分に振り返って少し鬱に(・・)

サリエリ氏の哀れなところは、努力の凡人、凡庸の人なのに、才能を見抜くことに関しては天才だったことだろうな。鈍感で何にも気が付きさえしなければ、かように苛烈に嫉妬することもなく、凡庸な幸せを慈しむ人生を歩み続けていけたのに。
でも懺悔して吹っ切れて最後はハッピーそうだったからよかったよ。

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