劇場版 ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオスのレビュー・感想・評価
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ラティアスのキス
プライムで久々に鑑賞。
ヴェネツィアをモデルとした街「アルトマーレ」は美しく、実際に観光しているような気分になりました。そこで流れるアコーディオンの音楽も相まって、オシャレな雰囲気が強く伝わってきました。また、ラティオスが町を守るために自らを犠牲にし、新たな心のしずくに生まれ変わった展開には涙せずにはいられませんでした。
最後では、カノンらしき少女がサトシにキスをします。ファンの間では、これがカノンなのか、彼女に化けたラティアスなのかで議論が起こっています。私の意見としては、彼女はラティアスなのではないかと考えました。理由としては、本物のカノンがサトシに好意を抱いている描写はあまりなく、ラティアスは彼のことを気に入って触れ合うことが多いです。また、人間に化けているラティアスは言葉を一切話しません。これが、カノンとラティアスの大きな違いなのではないかと考えました。もし、本物のカノンであれば何か一言話さないと不自然になってしまい、サトシの絵についてもカノンがヒロインとしての立場であれば納得できるのではないかと解釈しました。
ファミリー向けでありながら、オシャレな街並みとエモーショナルな物語に癒された作品でした。
テンポがいい
オープニングから今につながるパターンが確立した
お兄ちゃん死ななくても 弟として復活とか
含みを持たさずちゃんと描きましょう
ロケット団のお笑い枠がいい
これだけの大きな街の大事件なのに住民が一人も出てこない 事件を見ていないのに証拠もなく悪党を捕まえたなあ
悪しき者 心のしずくを使う時、心は汚れ、しずくは消える、 このまちとともに
映画「劇場版 ポケットモンスター
水の都の護神ラティアスとラティオス」(湯山邦彦監督)から。
「水の都・アルトマーレの護神で、
秘密の庭に隠された『心のしずく』と呼ばれる宝石」を題材に、
その使い方によっては、街が崩壊する可能性もある、という設定で、
「水の都」という単語に妙に反応してしまった。
言い伝えられている「心のしずく」は、
「悪しき者 心のしずくを使う時、心は汚れ、しずくは消える、
このまちとともに」というもの。
水自体の良い悪いではなく、それを使う人の性格の良し悪しで、
街が栄えたり、滅んだりするという例えが、妙に引っかかった。
地球(自然)から与えられた「水」をどう護り、どう活用していくか、
それを考え、判断し、指示する人の「水に対する姿勢」が、
街を発展させるか、衰退(滅ぼす)させることになるということ。
全国には「水」(清流・湧水)をまちづくりの資源としている自治体は、
多いけれど、そのまちの行政、教育、産業、観光分野などのトップが、
「水」(清流・湧水)に対し、どんな考え方をしているか、
確認しておく必要があるかもしれない、そんなことを思った。
ポケモンの映画でそこまで推察するのは、考えすぎかな。(笑)
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