修羅がゆく12 北九州死闘篇

劇場公開日:

解説

北九州を舞台に、宿敵・本郷と伊能の闘いを描く極道アクション・シリーズの第12弾。監督は「極道三国志5 山陽道10年戦争」の小澤啓一。川辺優と山口正人による原作コミックをベースに、「極道三国志5 山陽道10年戦争」の板倉真琴が脚本を執筆。撮影に鈴木耕一があたっている。主演は「借王 THE MOVIE 2000」の哀川翔。また、ゲストスターとして「極道三国志5 山陽道10年戦争」の中野英雄、「借王4」の西川峰子が出演している。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/93分/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2000年7月28日

ストーリー

春田組幹部が本郷組組員・一色を名乗るヒットマンに殺害され、その一色も春田組を騙る男たちに殺される事件が起こった。しかし、本郷も春田もそれがふたりの組を陥れようとする伊能の策略だと見抜き、伊能の関東進出を防ぐ為、兄弟の盃を交わす約束をするのだった。一方その頃、北九州に元岸田組組員・大磯銀次が5年の刑期を終えて戻ってきていた。かつて本郷と戦って命を落とした吾郎の実弟で、岸田組組長暗殺の罪を伊能が本郷にきせた事実を知る人物でもある銀次は、そのことをネタに伊能を恐喝。焦った伊能は、銀次の口を封じるべく北九州に乗り込んだ。そして、それを知った本郷もまた、伊能を倒すチャンスとばかり北九州に入ると、渋沢組の女親分・勝代の協力を得て、伊能を追い込んでいく。壮絶な銃撃戦が展開され、銀次を初めとする多くの血が流される中、またしても伊能を取り逃がしてしまう本郷。だが、彼はいよいよ伊能と決着をつける時が迫っていることを感じていた。

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