劇場公開日 2021年4月16日

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ガメラ3 邪神(イリス)覚醒のレビュー・感想・評価

全33件中、1~20件目を表示

3.0登場人物が増えた事で1作目同様、各々の言動にチグハグ感が出てしまっ...

2024年3月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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ソルトン

2.5スピ要素が強過ぎて好きになれない

2023年9月19日
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Nightmare?

4.5平成3部作のトリを務める素晴らしいラスト

2023年9月5日
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素晴らしい。
この3部作は本当に素晴らしい。
本作品がラストとしてふさわしい作品と思う。
何故怪獣が現れたのかを問う一作目
ガメラは何を守るのかを問う二作目
どうして怪獣がつくられたのかを問う三作目
よく出来ていると思う。
本当は5点あげたいけど、イリスのデザインが好きになれなくて減点。

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A1_Godzilla

5.0もういちど教えてほしい‼️

2023年8月24日
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泣ける

悲しい

興奮

とにかくこの作品は冒頭からして只事ではない‼️フィリピンの山村でギャオスの調査をする中山忍さんの長峰、海溝に存在するガメラの墓場、一作目のギャオスとの戦闘で犠牲になった本作のヒロイン・綾奈の家族、綾奈の引越し先の地域に伝わる伝説の神獣などなど。ギャオスの大量発生による世紀末的世界と、古くから伝わる古の神話的世界が融合、これに綾奈のガメラに対する怨念が加わった黙示録の世界‼️渋谷でのガメラ対ギャオスの戦いのシーンは、もはや伝説の域に達してますよね‼️ガメラの着地によって吹き飛ばされる人々、ガメラのプラズマ火球で炎に包まれる人々、怪獣同士の激突に巻き込まれる人々のカタストロフ描写を、こんなに生々しく描いた作品は他にありません‼️ホント凄すぎ‼️加えてガメラ&イリス&戦闘機による雲海の大空中戦は、イリスのフォルムも含めて凄まじくも美しいシーン‼️そして神社仏閣や京都駅を破壊しながらガメラとイリスが戦うクライマックスもホント素晴らしくて、初見から24年経ちますけど、この作品を超えた日本の特撮映画はないですね‼️イリスにトドメを刺す炎の拳 "バニシング・フィスト" もチョーカッコいい‼️ラスト、世界中から迫りくるギャオスの大群を迎え撃つ、炎の京都に立つボロボロのガメラ‼️これぞヒーロー‼️彼こそヒーロー‼️カッコ良すぎるぞ、ガメラ‼️そしてエンディングにかかるユリアーナ・シャノーによる主題歌「もういちど教えてほしい」でいよいよ涙腺崩壊‼️力が尽きても、倒れそうでも、届かなくても、また走りだす...本当にガメラにぴったりの歌詞だなぁ...‼️

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活動写真愛好家

3.5息を呑むほどの特撮となんとも言えない脚本

2023年8月18日
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三部作の中だと一番下かな?スパイダーマン3とかダークナイトライジング(ダークナイトが凄すぎるだけ)を観た時と似た気分、やっぱり三作品作るとなると息が続かなくなるのかな?

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Eさん

4.0【”勾玉。ガメラを憎む少女が育ててしまったモノ、そして融合。”第一作とのリンクも見事なシリーズ最終章。“シン・ガメラ”は希望しない。この三部作より面白いモノが出来るかどうか、不安を感じるからである。】

2023年5月16日
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悲しい

興奮

幸せ

ー 今作は、怪獣ものあるあるの、“ところで、あの破戒されちゃったビルに居る人たちは大丈夫なの?”という至極当たり前だが、余りキチンと描かれて来なかった点に着目している点が斬新である。-

■世界中で大量同時発生した殺りく生命体・ギャオスが東京・渋谷上空に再び出現。
 これを追ってガメラも飛来。2大怪獣の激突で渋谷界隈は壊滅状態に。
 その頃、4年前のガメラとギャオスの戦いで両親を失った少女・綾奈は、謎の生物を奈良山中の祠の中で発見し、育て始める。

◆感想

・東京・渋谷と、奈良山中という全くかけ離れたところで、同時進行で物語が進む。

・そして、最初に記載したが”4年前のガメラとギャオスの戦いで両親を失った少女・綾奈”はガメラのせいで両親が死んだ事で、ガメラを憎みながら奈良で慣れない生活を送っているのである。
ー この点を軸にしてストーリーを展開して行く手法は、大変興味深い。ガメラは超古代の人達が産み出した人類の守護者であるのに、人によってはガメラを憎むという発想が斬新である。-

・少女がギャオスの卵から生み出されたモノを”イリス”と名付け育てるシーン。
ー 第一作でも重要なアイテムであった勾玉がここでも、重要な役割を果たしているのである。
  ”そんなものを育てちゃ駄目だよ!”-

・案の定、成長した”イリス”は処女の憎悪を糧に、ギャオスよりも邪悪な生き物になり、村人たちの体液を吸い、成長して行くのである。

<建造当時、多くの京都市民や一部の建築家から”棺桶”と酷評された京都駅内での”イリス”とガメラの戦いは少し切ない。
 ”イリス”の体内に融合された少女を、ガメラは”イリス”を斃したあとに、そっと取り出し、長峰真弓(中山忍)と草薙浅黄(藤谷文子)の前に置く。
 必死に人工蘇生する長峰。
 そして、生き返った少女は京都駅の壊滅的な状態を見て涙を流すのである。
 世界中からギャオスが飛来している事を知った日本政府は、攻撃目標をガメラからギャオスに変え(だから、遅いんだよ!)、満身創痍のガメラも自衛隊機と共にギャオスの群れに向かって飛んでいくのである。
 いやあ、このシリーズ、面白かったです。
 “シン・ガメラ”製作は希望しない。
 だって、この三部作より面白いモノが出来るかどうか、不安を感じるからである。>

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NOBU

3.5怪獣の間接被害者がテーマ、目の付け所はなるほどなのだが、この人間パ...

2023年3月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怪獣の間接被害者がテーマ、目の付け所はなるほどなのだが、この人間パートがなぜか今ひとつ乗れなかった。美少女趣味に走りすぎたか(笑)仲間ちゃん(笑笑)こいつ、いらんやろ的人物も多い。
怪獣の造形は良し、エヴァの使徒みたい。
平成ガメラ、どれもなかなか面白かった。令和ガメラはできないかな。
BS12

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はむひろみ

4.0新幹線で京都駅通過の際に見るたび思い出す。

2022年9月10日
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鑑賞方法:映画館

ガメラが出来たて早々にぶっ壊した変な建物…。
1999年劇場公開時鑑賞。渋谷に観に行けばよかったかなと後悔したものでした。これまで詳しくは描かれなかったようなことをメインに据えて、変わらずリアル志向なので、観ててつらいこともあった。そしてガメラの背中にグッとくる。
中山忍さん再登場も嬉しかったし、蛍雪次朗さんどこかなと待つのも恒例のお楽しみだった。

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なお

5.0平成ガメラシリーズのクオリティを高く保ちながら締めくくり、現代の日本の特撮映画の石礎になった超重要作品です

2022年6月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

1999年3月6日公開
夜の渋谷でのガメラとギャオスの戦いのもの凄さは日本特撮映画史上屈指の名シーンです
26年も昔の作品なのにこれを超えるものはいくつもありません
最高峰の一つに挙げられるものでしょう

そして終盤の京都駅のガラス天井のコンコースの大空間でのイリスとガメラの戦いも度肝を抜く素晴らしさです
これもまた渋谷のシーンと並ぶものです
火の海になる京都駅南側の市街、炎の影に見える東寺の五重塔の美しさも忘れられないもので日本の特撮映画の至宝のシーンです

確かに、現代のCGやデジタル合成の技術は、本作の時代から遥かに進歩しています

平成ガメラの第1作ではミニチュアワークと従来の光学合成が主体でした第2作ではそれにCGとデジタル合成が部分的に取り入れられて効果を挙げていました
そして本作では、CGとデジタル合成が主体で製作されており基本的に現代の怪獣映画とそう変わらないものになっています

それでも今に至るまで、本作のこれを超える迫力ある破壊シーンは数える程しかないのです

目の高さでの低い巧みな構図、場面にあった色調と照明の臨場感、生活感のあるミニチュアワーク、マットペイントの効果的な使用、本編との一体的な演出力がこの効果を生み出しているのです

2022年の「コングvsゴジラ」に欠けているのはそれです
いくら予算規模が大きく、CGやデジタル合成の技術が高くとも派手な映像にはなっても臨場感と説得力は別物であるということです

「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」の原形はここにあるのです
平成ガメラシリーズが無ければ、この2作品は存在しえなかったはずです

ラストシーン満身創痍のガメラに世界中からギャオスが殺到しようとしているところで本作は終わります

いくら自衛隊が敵をガメラからギャオスに変更したところでどうにもならないのは明らかです

2006年の「小さき勇者たち」の冒頭のように多数のギャオスを引きつけてガメラは自爆するかも知れません
しかし、それでも足らない程多数のギャオスが飛行していたのです

これからどうなるのか?
ガメラはギャオスに倒され人類は滅亡に向かうのか?
それは語られません

特典映像で金子監督は、これ以上は予算の問題で作ることは出来なかったからこう終わるしかなかったと述べられていました

ガメラもギャオスも地球環境が悪化したときに出現するように超古代文明に造られた生物兵器です

ちょうど平成ガメラシリーズと同じ時期に東宝は平成ゴジラシリーズを終了してモスラの新シリーズを始めていました
モスラもまた地球環境を守る存在として位置づけられた怪獣です

怪獣は過去から、何かの巨大な水面下の恐怖の暗喩として映画にされてきました
つまり平成ガメラも平成ゴジラも、地球環境の悪化という水面下の恐怖の形を具象化した存在なのです

ソ連崩壊と冷戦の終結による、核戦争の恐怖に代わる巨大な恐怖の形
それが地球環境の悪化だったわけです

確かに2022年、地球環境の悪化は今やはっきりと目に見える形になってきました

シン・ゴジラは原子力災害と大震災の被害の巨大さの恐怖、それに立ち向かう政府の無能さの恐怖、そして若干の希望を描いていました

しかし、「シン・ウルトラマン」は忍び寄る侵略の恐怖を具象化していました

そしてウクライナ戦争
もはや地球環境の悪化どころではなくなってしまい、戦争がいつ核戦争にエスカレーションしてしまうのではないか?
そこまで行かなくともエネルギー危機や食糧危機が起きるのではないか?
物価高はすでに私達の懐に直撃弾を浴びせてきています

いやそれどころか、東アジアでも戦争が起きるのではないか?
日本がウクライナのような戦場と化してしまうのではないのか?

もしかしたら何年か後は独裁国家に日本は占領されてしまうのかもしれない
自分たちの子供たちはこれから何世代も虐げられて苦しみのなかで生きていくことになるかも知れない

そんな恐怖を感じて日々暮らしているのが2022年の夏なのです

時代を反映していたからこそ観客の意識の下に潜んでいる恐怖と共鳴して、両作とも大ヒットしたのです

では、もし令和のガメラシリーズが作られるとしたなら、当然そのような恐怖を背景にして登場してくるはずです

劇中に登場する南明日香村は実在しません
平坦地の多い明日香村中心部より南の山間部に分け行ったところという意味合いでそうしたのでしょう

陸上自衛隊は大阪府和泉市の信太山駐屯地から出動していますので、大阪府と奈良県の境の峠をこえて吉野川に抜けて大和上市の北側山間部に展開したようです
ここまで来るのに1時間半程度でしょう

ガメラとイリスの関係を陰陽五行説で説明しています
高松塚古墳の壁画の北の玄武と南の朱雀からの由来が語られます
玄武は亀、朱雀は鳳凰つまり火の鳥です

詳しく調べてみると、こういうことだそうです

北が黒の玄武で水、東は青の青龍で木、西は白の白虎で金、南が赤の朱雀で火、中央は黄の皇帝で土をそれぞれ表しています

平成ガメラは南洋から出現しましたが、昭和の最初のガメラは北極から出現したことを思いだして下さい

とすると令和にガメラシリーズが復活するならば、敵の怪獣は西から出現する白虎か、東から出現する青龍になるはずです

青を基調とする国は米国
白を基調とするのは朝鮮
赤は中国、黒はロシア
そのような妄想が渦巻きました

いずれにせよ、本作において超古代文明と神話時代の日本との関係性を物語の中心に置こうとしたコンセプトは分かるし、狙いも良いと思いますが、如何せん未消化です
不要な登場人物が何人かいたりします
それだけが残念な欠点と思います

しかし、昭和、平成、ミレニアム全てのゴジラシリーズより数倍も数十倍も出来の良い脚本です
贅沢を言えばきりがありません

平成ガメラシリーズのクオリティを高く保ちながら締めくくり、現代の日本の特撮映画の石礎になった超重要作品です

蛇足
角川映画のロゴは朱雀だと思われます
イリスの触手のようなものが波打つムービーロゴは正にイリスを連想させるのが面白い所です
このロゴはいつ頃から使われるようになったもののでしょうか?

でも東宝の1998年の「モスラ2 海底の大決戦」の敵怪獣は青龍そのものでした

あれはもしかしたら本作由来だったのかも知れません
考え過ぎですね

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あき240

5.0素晴らしい! やはり、俺は、樋口監督の特撮が大好きだ!!

2022年6月16日
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鑑賞方法:映画館

1999赤道付近、長峰真弓(中山忍)が訪れていたのはある島。そこには、ギャオスの死体が。
日本最南端の沖之鳥島では、深海探査機 "かいこう" が、深い海の底で見たものは、不自然に隆起した海底。離れて見たそれは・・・ガメラ!数多くのガメラの死体がそこに。ガメラとギャオスの存在、それと戦う人間、という図式が当たり前になっている世界を、ニュースが伝える

中山さん(忍)、相変わらず可愛い! 冒頭シーンでは、少しだけうまくなったと感心。しかし、大迫力(蛍雪次郎)との出会いでは、あっというまに下手な中山さんに逆戻りだ。さらに後半で、中山さんと藤谷さんが揃う! このふたりが揃うと、やはりすごい。少し上手になったと思った中山さんも、藤谷さんにあっというまに巻き込まれ、棒読みのオンパレード。 しかし、だんだん「この素人感こそが "ガメラシリーズ" なんじゃないの?」 とさえ思えてくるから不思議だ。

1995年東京の、ガメラ登場による "破壊" を映す映像。激しく揺れるモノクロ画面。衝撃で割れ砕け散るビルの窓ガラス。樋口監督、最高だよ!
一方で、洞窟の壁の造形って難しい。この映画の特撮レベルは恐ろしく高い。CGも当時としてかなりのレベルだと思う。それでも、洞窟の壁はヌメっとした作り物感が出てしまう。いえ、まず言いたいことは、特撮がすごいってことです。それでも難しいんだな、ってこと。

19:30渋谷は、圧巻。「怪獣がいる世界」の現実化、映像化。燃え落ちるギャオス、そこに空から現れるガメラ。降り立っただけで、渋谷駅が崩壊する様子。ビルが崩れ、街が壊れるとき、そこにいる人々はどうなるのか。その徹底的な具象化。怪獣の姿を、またはギャオスを焼く炎を、決して「かっこいい」とは言わせないリアリティがそこにはある。
ハチ公は炎で溶け、人々は瞬時に火だるまとなる。ガメラの咆哮は、被害者から見れば、地獄から逃げ惑う人々への閻魔大王の怒号にも聞こえるだろう。
そして、ただすくみ上がり、立ち尽くすだけの人々を、焼き払うガメラの炎。崩れるビルのひとつのかけらだけでも、何人もの人間が死ぬ。・・・その壮絶な10分間にわたる渋谷が崩壊する映像。これが本作を観た多くの方が語っている、怪獣による災害、犠牲になる人間、という描写だ。

冒頭の渋谷、そしてエンディングの雨の京都駅。この2つの大破壊が、この映画の大傑作たる所以であり、骨格。1997年7月に新駅舎が完成したばかりの京都駅。まずその未来的な造形自体が、現実なのにSF映画的イメージを増幅させてくれる。そしてそれが崩壊する映像の見事さ。見事に作り上げられて、そして破壊される鉄骨とガラスの造形物のミニチュア。その精巧さ、その破壊の様子を描く特撮のすごさ。今回、ドルビーシネマでの鑑賞は最高だった。折れ曲がる鉄骨、割れ飛び散るガラス、崩れ落ちてくるコンクリート。自分は、ほんとうに壊れている京都駅を見ている、その中にいる錯覚にとらわれた。ありがとう、樋口特撮監督、こんな経験をさせてくれて!!

そして終盤。(ここ、ネタバレです。ごめんね)
長峰「ガメラはなにかあなたに言ったの?」
浅黄「いいえ。でもガメラは闘うつもりです。たとえひとりになっても」
長峰「いいえ。ガメラはひとりじゃないわ」
雨の中で、燃える、燃えさかる京都とガメラ。
そして画面に現れるタイトル。
「ガメラ1999 ─ Absolute Guardian of Universe ─」(世界の、究極の守護者)

実際の上映時に観ることがなかった自分は、今回の4Dデジタル復元を記念して行われている、ドルビーシネマでの3作連続上映のおかげで、短期間でシリーズをすべて観ることができ、この感動を得られたことは、この上ない幸せだった。ありがとう。

ジ・エンド・オブ・ガメラ・・・ひとつの傑作シリーズが終わった。
・・・金子監督、樋口特撮監督、ほんとうにありがとう・・・

おまけ
お、仲間由紀恵だ。なんと生気を吸われて干からびる役とはね。

おまけ2
「ギャオス変態は、彼女(綾奈)と神経融合を試みた。その後、染色体が事故変化するほどの変態能力をもっていますから、どれだけ変化したかは誰にもわからない」・・・このあたりの、科学の匂いをさせた荒唐無稽の設定が怪獣映画の真骨頂のひとつだが、本作では、絶妙な "ありそうな説" と "伝奇的言い伝え的感覚" の融合で、よくできていると思う。

おまけ3
触手。平成ガメラシリーズの怪獣の特徴は、直線的で無機的であることと、触手の生き物感とちょっとした不快感、なのかと思う。イリスもまさにそう。ガメラの右腕を腹を触手で貫くイリス。右腕を固定されて動けないガメラ。なんと、自らの炎で、とらわれた右腕を焼き切り、その焼き切った右腕をイリスに突き刺す!! そのシーンは、強烈。ガメラとイリスの死闘の中で、落下する鉄骨とコンクリート。揺れる映像がリアルさを増す。やはり俺は、樋口監督の特撮が、好きだ。

おまけ4
おお、若き綾奈は前田愛さんの妹、前田亜季だったのか。

おまけ5
エキストラの最後に並ぶのは「ガメラファンのみなさま」、ほんとにそうなんだろうな。エキストラできた人、うらやましいな。

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CB

3.0怪獣映画が触れてこなかった部分に食い込む

2021年8月26日
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悲しい

興奮

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うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)

5.0時々イリスの夢を観る

2021年8月14日
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楽しい

興奮

幸せ

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真理

4.0イリス(最終形態?)の造形には若干のチープさを感じたが…

2021年5月29日
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笑える

興奮

知的

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唐揚げ

3.5影の主人公は蛍雪次朗だと思う

2021年5月25日
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kossy

4.5災厄としてのガメラ

2021年5月16日
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ずっと評判は聞いていたのだけど、劇場では初見。4K化の効果ははっきり。ドルビーシネマの大画面もあり、渋谷の戦いも夜間の格闘となった京都のシーンも大迫力で観ることが出来た。
平成ガメラシリーズが取り組んできた「災厄としてのガメラ」を極限まで表現しており、ストーリーもそれに沿ったものになっておりまとまりが良い。
格闘シーンでは常に「怪獣プロレス」になってしまわないよう注意深く人間の目線から見上げる構図を保ち、その延長線上でガメラの炎に人々が吹き飛ばされる。
ミニチュア特撮のシーンでも必ず近景に人物を配置するなど、丁寧に作られていることがよく分かる。
ゴジラ初作、シン・ゴジラに並ぶ日本怪獣映画史上の傑作。

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ぱんちょ

4.0面白い、けど・・・(ドルビーシネマ版最高でした!)

2021年5月7日
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ultramonstar

4.0神話の生き物が古都を襲う面白さ!

2021年4月29日
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知的

平成ガメラ三部作の最後を飾る
「ガメラ3 邪神(イリス)覚醒」
これも同じくドルビーシネマで観て来ました。

物語冒頭、有名な東京渋谷の大破壊シーン!!

ガメラ2で地球の自然エネルギーである「マナ」を
大量消費し辛くも宇宙生物に打ち勝ったガメラだけど
そのために「マナ」はバランスを失い

今までは「マナ」の力で抑え込めていたギャオスが
世界中で大発生し、人々を襲いはじめる。
その1頭が東京渋谷上空に飛来したために

ガメラが迎え撃って空中戦の末、渋谷に落下した!
ギャオスを追い地上に降りたガメラ!

ガメラはギャオスを倒すために頑張っただけなのに

ガメラの足元で蟻の様に人間は踏み潰されたり
建物の下敷きになったり。
数万人の犠牲のもとにギャオスは退治されたけど

犠牲になった人々はどんな思いで生きているのか?

そこにクローズアップした今作。

スーパーヒーローが戦って勝利するのはありがたいが
その周辺でどれだけの人が死んで街が破壊されたのか?
それってどうなの??という視点に注目した作品。

その視点がDCやマーベルに投影されたのは何年の話だろう?
マーベルの「シビル・ウォー」や
DCの「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の
日本公開は共に2016年。
今作ガメラ3の公開は1999年3月!
やっぱ影響を与えているのは否めないね〜〜

で、
月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては

前作ではガメラを地球の守護神として協力した自衛隊が

今回はガメラの街の破壊があまりにも激しいので
ロックオンの対象にしてしまう。
確かに下から舐める様なカメラアングルで観るガメラは
超巨大で恐ろしい存在よね〜
でもでもそれがあまりに切ない〜。

1作目2作目に比べて
ガメラの形相が厳つくてかなり怖いけど
敵役のイリスは対象的に美しい。
今でいうなら「エヴァンゲリオン」に近い。

また日本や中国の古代史に興味のある人なら
ほぼ知ってる北の玄武(亀と蛇が絡んだ架空の動物)と
南の朱雀(朱色の不死鳥の様な動物)との対決として
京都駅で描かれるクライマックス!
ここでガメラが!!!!
ああ、ガメラが〜〜〜

私はもうガメラが不憫で不憫で〜〜(涙)

思わずガメラのために1500円以上もする
解説本的な
パンフレット買ってしまった!

最後におまけとして書いておきます。
金子修介監督は日活ロマンポルノ出身なので

あからさまな濡れ場は全く無いけれど
美少女の扱いがなんとなくエロい〜
無造作にベッドに倒れ込むシーンとか

雨に濡れて白いセーラー服が透けるシーンとか

そこがまた、おっさん心を擽るのかも〜〜〜
(私はおばさんですが〜〜)

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星のナターシャnova

4.0見るたびに味わい深い

2021年4月24日
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知的

公開当時、東京国際映画祭、そして今回の最上映と、スクリーンにかかるたび鑑賞している平成ガメラシリーズ3部作。鑑賞した年代による視点の違いからか、別の作品を見ているかのような新鮮さを3部作の中では1番強く感じる。
今回の鑑賞ではイリスと少女(綾菜)との結びつきの強さに関心を深めた。公開当時は残念ながらまとまりを欠いた作品として3部作の中で
は低評価ではあったが、それは見る側の(私の)鑑賞力の薄さだったと感じた。
何かを見つけ、何が足りなかったのかを考えるためにもこれからも機会がある度に見たい作品である。

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みっちゃ

1.0おっきな亀が

2021年4月24日
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暴れて大変!っていう映画。

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美豚

3.0特撮部分は最高!人間ドラマは冗長

2021年4月21日
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ここまで徹底して「怪獣の被害」を描ききった怪獣映画はないんじゃないでしょうか。小さい子が観たらトラウマになりそうです。
おかげで人間がガメラを敵視してしまうことに重い説得力が出ています。
特撮技術も素晴らしく、怪獣のどっしり感がこれでもかと出ています。
その分CGはチャチに見えてしまいますが…

怪獣描写は最高な一方、人間ドラマは正直微妙。
主要人物の演技の拙さもあり、複雑なはずの各キャラの感情があまり伝わってきません。
こいつ必要だった?という無駄キャラも多い印象です。
せっかく怪獣たちは頑張ってるのに…

ゴジラが再び大活躍している今、ガメラも復活しないんですかねぇ。

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克晴