ジークフリート&ロイ マジック・ボックス

劇場公開日:

解説

荒廃した戦後ドイツで育ちながら魔術師となる夢を実現させたふたりの少年の実話をめくるめく映像で綴ったアイマックス3D映画。監督は「バーチュオシティ」、アイマックス映画「T-REX」のブレット・レナード。脚本はレナードとリン・ヴァウス。製作はマイケル・ルイス。製作総指揮はジョン・エイン、ルー・ゴンダ、ロバート・グリーンハット。撮影はショーン・マクロード・フィリップス。音楽は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のアラン・シルヴェストリ。美術はスティーヴン・サックマン。編集はジョナサン・P・ショウ。英語版ナレーションは「マスク・オブ・ゾロ」のアンソニー・ホプキンス。出演はジークフリート&ロイほか。日本語版での上映。

1999年製作/50分/アメリカ
原題:Siegfried & Roy: The Magic Box
配給:アイマックスジャパン
劇場公開日:1999年10月9日

ストーリー

ラスベガス、ミラージュホテル。世界的な魔術師ジークフリート&ロイのショーの幕が開く。油圧式のドラコンが首をもたげ、下から飾り立てられたマジックボックスが現れる。少年の質問を機に、ジークフリートが手を振り、観客をボックスの中にいざなう。そこから2Dへ。モノクロから3Dへとめくるめく世界が開け、ジークフリート&ロイの物語が始まる。戦後ドイツの小さな町ローゼンハイムで育ったジークフリートは9歳の時からマジックに、同じ頃ノーデンハムで生まれた5歳年下のロイは動物園でエキゾチックな動物に魅了されていた。57年、ウェイターとして大型定期船に乗り込んでいたロイは、観衆の前で手品を披露したジークフリートと出会い、友人になったふたりはコンビを組んだ。ロイは持ち前の動物を手なずける才能を発揮してマジックショーにチータなど猛獣を登場あせるようになった。これが原因で船から追い出され、ヨーロッパの場末のクラブを回る貧困な毎日を送ることになったふたりだが、夢を捨てなかったふたりは、モンテカルロのカジノのステージで居並ぶVIPを前にショーを成功させ、みごとラスヴェガスへの切符を手にするのだった。

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