哀愁のサーキット
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哀愁のサーキット

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解説

秒速に命をかけるプロレーサーと、芸能界に生きる女性歌手との悲恋、そこには運命のいたずらがあった……。脚本は古屋和彦、監督は脚本も執筆している「官能地帯 哀しみの女街」の村川透、撮影は「OL日記 牝猫の情事」の姫田真左久がそれぞれ担当。

ストーリー

満田和郎はプロレーサーとして、今や、若者のアイドル的存在であった。ある日、和郎は、朝焼けに染まった渚で、歌手の榊ナオミが、自分のレコードを海へ投げ込んでいるのに出会う。翌日、知り合いの哲也から、和郎に電話がかかってきた。オートバイで勝負をして、和郎が勝てば、哲也の恋人の洋子を抱かせ、哲也が勝てぱ和郎の愛車をもらうというのである。和郎は心よく挑戦を受け、無謀のようなレースが始まった。が、結果は和郎が勝ち、意気揚楊と洋子をマンションへ連れ帰った。数日後、小さな公園で和郎はふたたびナオミに会った。二人は顔を見合せて笑った。どちからともなく二人は手を結んだ。広場、地下街、動物園、デパート、二人は、とりとめもなく歩いた。タ暮れの道を、二人を乗せた和郎のスティグレイは心地よさそうに走っていた。タ陽に映えた浜辺で、和郎は何を思ったのか、ライフル銃を持ち出すと、ナオミに握らせ「これで怒りをこめて俺を射て!」と叫んだ。彼の気持ちを計りかねて、躊躇していた彼女だったが、彼の強い語気に負け引きがねをひいた。轟音がして和郎は倒れる。しかし、それは和郎の演技だったのである。その夜、二人は渚のホテルに泊った。数日が夢のように過ぎて、二人は東京へ帰った。失踪していた彼女を芸能記者たちが、彼女に失踪時のことを聞いた。「海は女の涙じゃないかと思いました」とだけ答えるナオミ。数日後、ナオミは彼女のヒット曲となった“海は女の涙”を歌うステージののそぱで、和郎がレース事故で死んだことを知った。“海は女の涙”を唄う彼女の眼にキラリと涙が光った。...

スタッフ

監督
脚本
村川透
古屋和彦
企画
三浦朗
撮影
姫田真佐久
美術
菊川芳江
音楽
樋口康雄
録音
福島信雄
照明
川島晴雄
編集
井上親弥
助監督
中川好久
スチール
浅石靖

キャスト

作品データ

製作年 1972年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 69分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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