夜の最前線 東京女地図

劇場公開日:

解説

「続 女の警察」の中西隆三が脚本を執筆し、「夜の最前線 女狩り」の井田探が監督した夜の最前線シリーズ第二作。撮影は同作品でコンビを組んだ萩原泉が担当。

1969年製作/81分/日本
原題:Prisoner of Lust
配給:日活
劇場公開日:1969年5月28日

ストーリー

コックの中田淳とお針子のマユミ兄妹は仲が良く、渋谷の片隅で真面目に働いていた。そんな二人に黒いかげが襲った。淳がマユミの誕生日を祝った日、彼女が何者かに連去られてしまったのだ。淳は必死になって妹を探索。だが、ささいな事からやくざ組織の大田黒興行に追われるようになった。大田黒の用心棒浅見は、そんな淳を助け、ゲイバーのマダム美紀に匿わせた。浅見には、大田黒にとってかわって渋谷を牛耳ろうという下心があったのだ。一方バーテンをしながらマユミを捜す淳は、偶然にも大田黒の娘和子や、彼女のボーイフレンド千秋と知合った。そして、和子から記憶を喪失したマユミが大田黒の秘密クラブに出演していることを知った。そんな頃、浅見が大田黒に捕えられた。浅見の企てが発覚したのだ。浅見を大田黒のリンチから救った淳は、千秋と共に秘密クラブを経営、大田黒と対抗した。だが、大田黒は和子とデイト中の淳を捕え激しいリンチを浴びせた。監禁された淳がマユミと再会したのはそんな時、淳は誕生祝いに贈った白いスカーフを見せ、彼女の記憶を甦えらせた。やがて、二人は和子の協力を得て、脱出を試みた。だが、間一髪で大田黒に発見されてしまった。しかし、発憤した淳は大田黒らを次々と倒していった。

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