神秘の国インド

劇場公開日:

解説

「長い鼻」撮影のためインドに長期滞在した今村貞雄監督以下のスタッフが、インド各地の珍しい風物や習俗を撮影した5巻ものである。古い歴史を持つこの国は、東洋と西洋に与える影響の大きさからいって、文化発達史を研究する上に重要な宝庫である。また新しいインドは世界の平和を保つ新勢力の盟主たる国だ。この作品は旅行者の気軽さで見て廻ったものにすぎないが、美しいカラー撮影は名所絵葉書よりはるかに楽しく、多くの興味と価値がある。マハーバリブラモの遺跡やヒンズー教の寺院カジュラホなどに大志ボンベイ大学や新しい近代建築物、ガンジス河でのヒンズー教徒の水浴という古い習慣に対してネール首相臨席の祝祭典のパレードという新興独立国らしい新生面が対照的に出現する。

1958年製作/41分/日本
原題:India
配給:大映
劇場公開日:1958年5月14日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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