雪渡り

解説

雪がすっかり凍ったある日、狐の開いた幻燈会に出かけた子供たちを描く短編アニメ。宮澤賢治の同名の童話をもとに、四分一節子が監督。同じく宮澤賢治原作の長編アニメ「グスコーブドリの伝記」と併映された。

1994年製作／23分／日本
配給：共同映画
劇場公開日：1994年7月16日

ストーリー

雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、キビ畑も野原の上も好きな所へ行ける日。雪沓を履いた四郎とかんこは白い子狐の紺三郎に出会い、彼に誘われ、狐たちの幻燈会に出かけた。四郎たちはそこで幻燈を楽しみながら、狐の作ったキビ団子を迷わず食べた。それがまた狐たちを大変喜ばせ、楽しさと感動でいっぱいの夜は過ぎていった。