夕凪戦線8月号

解説

少年野球の少年が草むらで出会った奇妙な男性とのひと時の交流を描く短編。漫画家・鈴木翁二による個人映画で、東京では「トワイライツ」の併映作品として劇場公開された。16ミリキネコ。

1994年製作／14分／日本
配給：少年王者館
劇場公開日：1994年8月20日

ストーリー

夏の夕暮れ。少年野球で外野を守る少年は球拾いでグラウンドのはずれの草むらに迷い込む。そこには「夕凪戦線」という雑誌の8月号を拡げる奇妙な中年男性がいた。夕凪って何だろう、という問いかけや、何かメッセージのようなものが殴り書きされた不思議なその雑誌を手にとりめくる少年。野球に戻り、再び草むらに入ってくると、そこにはもう男性も、雑誌もなかった。