若様侍捕物帳 呪いの人形師

劇場公開日:

解説

「若さま侍捕物帳 謎の能面屋敷」に次ぐ新東宝の「若さま侍」もの。製作は「銀座化粧」の伊藤基彦、城昌幸の原作から、「女左膳」の井上梅次が脚色し、「鬼姫しぐれ」の中川信夫が監督に当たっている。主演は「神変美女峠」の黒川弥太郎で「その人の名は言えない」の田崎潤、「銀座化粧」の香川京子、清川玉枝、「オヤオヤ人生」の野上千鶴子、その他オリエ津坂、江川宇禮雄、清川荘司など。

1951年製作/79分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1951年5月11日

ストーリー

気の狂った人形師長次が、「人形の呪いだ……まぼろしの呪いだ」と口走って歩く予言が当たって目明かし越後屋弥助、用人木村甚内、前南町奉行前田丹波守などの許へ「お命頂戴、まぼろし」の通告があり、まず弥助がのみで刺殺され、そののみが、丹波守秘蔵の人形の手に握らされていた事件が起こり、続いて木村甚内が毒殺され、毒薬の包みがやはり人形の前におちていた。こうなると料亭喜仙でおいとの小唄をききながら居眠りしていた若さま侍も、おみこしをあげたが、こんどは丹波守の身代わりの原勝馬という同心が殺され、その死骸が紛失した。丹波守の秘蔵の人形は、その昔彼に処刑された美男美女の盗賊新三お浜の夫婦にかたどって長次の彫ったもので、その後長次は気がふれ、その娘のお艶は、湯女に身をおとしながら、ひどく丹波守をうらんでいるという事実や丹波守の養女楓が実は新三お浜の間の娘であったこと、楓に兄があり、それが実は原勝馬で、一旦殺されたように見せかけた彼こそはまぼろしの正体であった事などを、若さま侍は例の如くきびきびと処理するのだった。

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