滝の白糸(1946)
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滝の白糸(1946)

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解説

ストーリー

明治二十年頃の話。「滝の白糸」は北陸で人気の高い水芸一座の太夫であった。教養とてはないけれどこの道の女としては珍しく清純な女でふとしたことで知り合った村越欣弥という法律家志望の青年が好ましく偉くなって可愛がってくれと苦しい中を学資を貢いでやる程の女であった。白糸の苦心の甲斐あって後一回の仕送りで欣弥は東京の法律学校を卒業できることとなった。その最後の金の調達に太夫元の好意もあってやっとの思いでこしらえた大事の金を金沢公園の暗闇でかねてから彼女の人気を嫉む寅五郎という男達に奪われてしまった。呆然として白糸は寅五郎の落として行った出刃包丁を手にすると、大勝亭の裏を通りかかり覗くともなく覗く目に映ったのは金勘定に余念のない老人の姿であった。あの金があればと吸い寄せられる白糸の気配に驚いて老人が組み付いて来るのを逃れようと争っているうちに白糸は機みで老人を出刃で刺してしまった。白糸の苦労のおかげで学校を卒業した欣弥は金沢地方裁判所の検事として任官、故郷へ錦を飾ることとなったが白糸の関連している事件を聞き自ら公判の検事として臨席した。情理を尽くした欣弥の言葉に白糸は六勝亭刺殺の一切を告白した。偽って真相を語らなかったのは逢いたい人があったため、もうその人とは逢えたので白状するのだと泣き伏す白糸を見る欣弥の心は待ちかねた再会の日がかくも悲しい結末に終わるのかと張り裂けるほどであった。公判後法服を脱いで獄中に白糸をたずねた欣弥は出獄の日を待つと約束し彼女との結婚届を見せるのであった。...

スタッフ

監督
脚色
川口松太郎
原作
泉鏡花
企画
中代富士男
撮影
牧田行正
音楽
大沢寿人
録音
奥村雅弘

キャスト

作品データ

製作年 1946年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 80分

提供:株式会社キネマ旬報社

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