命ある限り(1946)
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命ある限り(1946)

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解説

衣笠貞之助門下の楠田清第一回作品。

ストーリー

三舟は進歩的思想を持った文筆家であったため、太平洋戦争勃発前のある朝、警視庁に連行された。妹のゆり子が途方に暮れている時、暁新報の特派員である木下が三舟を訪ねて来た。木下は有名なアジア問題研究者であり反戦主義者である。彼は上海に反戦グループを組織し、今、日本が米国に対し戦争を起こそうとしているのを察し、政治家、文化人の有力者を動かし、戦争回避の運動を起こすべく内地に帰って来たのだ。早くも秘密警察の指導者、警視庁の特高課長高橋は木下の動静に気がついていたが、逮捕しようとしなかった。木下が日本反戦運動の全貌を掴むキイであるからである。しかし弾圧は次第に強化される一方、右翼は木下の生命を奪おうとさえしたが、彼は特高の厳重な追及を避け地下に潜行して行った。遂に戦争は勃発した。既に数ヶ月留置された三舟は近く結婚する婚約者えみ子の事を想い釈放を望んでいた。高橋はこの弱点を握り弱い彼を脅迫し、反戦主義者を装う特高の手先になる事を強制せしめて釈放した。木下の消息はその後沓と知れず、特高警察は躍気となって追求し木下の知人の家々は常に監視された。その一軒、中野の別荘にある夜木下が現れた。中野の家で木下は彼の良き師弟でありながら今は右翼の一員となっていた松本に逢った。木下は懇々と戦争指導階級が野心を満たすため、民衆を犠牲にしていることをやがて民衆が気づくであろう事を説き、自分一人となっても戦う決意を語る。この時、早くも特高の一隊が中野の家を包囲した。今や再び木下を敬愛する松本は木下を援けて脱出せしめたのである。三舟の裏切りを少しも知らぬ木下は三舟と連絡しようと努めたが容易に出来なかった。三舟はえみ子と結婚し、特高の協力者として反戦主義者を装い活躍を続けていた。ゆり子は兄の挙動に不審を抱きながら反戦主義者を糾弾する与論と、木下に対する愛情との板ばさみとなって苦しんだ。松本から木下の窮状を知らされ木下のために尽くそうと兄の家を逃げてアパートに居を移した。雪の降る日、ゆり子は聞き馴れた木下の口笛を聞き、狂喜した彼女は自分の部屋を隠れ家にするように薦めたが、木下は松本の故郷に行き反戦グループから増援の人が来るまで待機する方針を告げる。木下は上海のグループから増援の人を得て組織を固める努力をしたが、かえって通信番号を奪われ、特高は上海の中心人物を内地におびき寄せるのに成功し、東京に着くや否や駅頭で逮捕してしまう。その所持する書類は三舟に渡された。三舟は巧みに妹を欺き、ゆり子に木下へ渡してくれと頼んだ。ゆり子は特高に尾行されている事も知らず松本の故郷に隠れている木下の許へ急いだ。木下はその書類を得て同志の到着を知り東京へ帰る決心をした。が、その時既に特高警察の包囲下にあった。警視庁で木下は酷烈な拷問を受けたが白状をしなかった。その結果、彼はスパイとして送局されたが、木下とゆり子の愛情はかえって強くなるばかりである。ゆり子は木下の子供の母となろうとしていた。ゆり子は如何なる困難にも負けぬ事を誓い、木下はこれを信じていた。遂に公判が来た。彼はスパイとして死刑の判決が下された。人間として、愛国者として少しも恥ずかしからぬ行動をとった事を自分自身で信じている木下は動揺もしなかった。ゆり子は激動に耐えかねて叫んだ。「裁判所は無実の人を殺す所ですか!」木下はなだめるような眼差しと微笑を送って別れ去った。...

スタッフ

演出
楠田清
脚本
山形雄策
製作
田中友幸
撮影
仲沢博治

キャスト

作品データ

製作年 1946年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 93分

提供:株式会社キネマ旬報社

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