大学の御令嬢

劇場公開日:

解説

「坊ちゃんとワンマン親爺」の近江俊郎が、原作・脚色・監督を担当した青春喜劇。脚色には「狂った欲望」の共同執筆者・松井稔が加わり、「十代の曲り角」の岩橋秀光が撮影した。

1959年製作/80分/日本
劇場公開日:1959年11月15日

ストーリー

リタ・ダバオがフィリピンから留学して来、昭和大学の白薔薇寮に入った。同室は、野村ひとみ、南条のり子、倉持兼代、高木幸子の四人。皆の関心がリタに集中したので幸子は面白くない。着ているものを脱いで洗濯を始めた。ヒスが起った時の癖だ。これを、寮の向いの下宿屋の二階で四人組の学生が望遠鏡でのぞいている。リタは日本にいる父を探すのが留学の目的だと言った。皆は協力を約した。--兼代と四人組の一人山本は恋仲だった。一日、ドライブに出かけたが、車がエンコした。同室では点呼真近かでヒヤヒヤしていた。リタが白いカーテンをかぶって飛出し、お化けと間違えた舎監は卒倒した。が、幸子を除いた室の全員が一週間の外出禁止となった。幸子の父・悠蔵が舎監に会って帰ろうとすると、リタと幸子が口論中だった。リタの顔が、フィリピンに残して来た恋人に瓜二つだった。リタと悠蔵は対面した。父娘は抱き合った。創立三十周年記念音楽祭が開かれた。皆から拍手に迎えられて歌うリタの眼は涙で光っていたようだった。

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