狂った欲望
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解説

園生義人の『女子学園殺人事件』を、松井稔と小林悟が共同で脚色・監督した性犯罪ドラマ。撮影は「暴力娘」の岩橋秀光。

ストーリー

不純な関係にある高校生の外村勇次と金山さかえは、山に行く金を得るために実験室の機械を盗むことを計画し、夜に入って勇次は教室に忍びこんだ。だが、手引きをするはずのさかえは血まみれになって死んでいた。驚いてプールに落ちた勇次は友人丸山健のアパートに行った。そこでは、健が奥野すみ子に乱暴をしようとしていた。すみ子は勇次が来たのをきっかけにやっと逃れた。学校の裁縫教師である勇次の母の所に来ていたこれも高校生の花井和代は、濡れて帰った勇次を見たことから、翌日さかえの死と宿直の先生がプールで人影を見たという話を聞くと、犯人は勇次ではないかと担任の天野先生に打ちあけた。ある日、健はかねてから狙っていたすみ子が、尊敬している天野先生といっしょにいるところを勇次と二人でオープンカーにさらい、夜の海岸で手ごめにした。そしてすみ子を味方に加えて、勇次のために和代の口を封ずる計画をたてた。すみ子は和代と、天野先生に好意をもっている曽宮先生の食事に砒素を入れたが、これは未遂に終った。ところが、翌朝すみ子の死体がプールからあがった。警察当局は種々の状況からみて、これを他殺とみて捜査をはじめた。水を流したプールの底からは一つのボタンが発見された。和代が、それは勇次のものだと証言し、勇次と健は捕えられた。健は、アパートの部屋から砒素のビンとすみ子の衣類を発見され、犯行を自供した。健が不良少女とつき合うのをすみ子が嫉妬したことから、健は彼女を殺してしまったのだった。だが、勇次は金山さかえ殺しは絶対に自分ではないと主張した。さかえが死んだ夜宿直をしていた外村先生が、夜実験室にいたさかえをとがめた時、事故で彼女が死んだのだと告白して、彼の無実が証明された。今は勇次も、過去の過ちを悔いるのだった。...

スタッフ

監督
脚色
松井稔
小林悟
原作
園生義人
製作
曽我益也
撮影
岩橋秀光
美術
朝生治男
音楽
長瀬貞夫
録音
深尾昌司
照明
守田芳彦

キャスト

作品データ

製作年 1959年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 59分

提供:株式会社キネマ旬報社

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