海から来た男
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海から来た男

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解説

神戸が舞台の歌謡もの。石島達寛と藤本義一のオリジナルを新進・山崎芳照が監督し、同じく新進の藤井春美が撮影した。

ストーリー

外国航路の貨物船エベレスト号が神戸港についた。原田は仲間の野村と上陸した。原田は戦時中別れ別れになった母親を探していた。野村のなじみのホテル「みなと」に行く途中、原田は夏子という女が運転する車にはねられた。傷は軽かったが、彼女は治療代をむりに渡すと、キャバレー「ブラック」で会おうといった。「みなと」の亭主・清造は昔、船乗りだった。一人娘の美津子は野村を慕っていた。が、ギャングの親分、権藤は清造が「ブラック」の支配人・林から借りた五十万円をタネに「みなと」の立退きをせまり、美津子をもねらっていた。原田と野村は権藤の子分を追い返した。その夜、二人は夏子に治療代を返そうと、「ブラック」に行った。権藤らに囲まれ、乱闘となり、結局、二人は警察に連行された。翌朝、二人が港へかけつけたとき、エベレスト号は出航していた。半年経たねばもう帰ってこない。また「みなと」へ行った。--林は夏子の父、「ブラック」の経営者・田島をくどき、「みなと」を五百万円でうりつけようとした。田島は林に交渉一切をまかせた。夏子は父からすすめられる縁談を断わる口実に恋人がいるといい、誕生日のパーティに招待しろといわれた。原田に訳を話し、一日だけの恋人になってもらった。当日、原田は「みなと」の父娘のことを話し夏子に借金を申しこんだ。林の中傷で、原田を無頼漢と思った父から断られ、夏子は自分の車を担保にして金をつくった。野村は海員組合で、次の航海の前借として十万円をつくり、林、権藤らにかけ合った。が、ムダだった。夏子は林の悪ラツさを父に告げ、「ブラック」で金と引きかえに証文を取ると、林を店から追放した。権藤は彼女を誘カイし、港の倉庫の地下室に閉じこめた。知らせで、原田と野村はそこへ向い、清造は警察へ知らせた。乱闘のすえ、むろん権藤らは逮捕された。--野村と美津子のために、原田は野村の身代りに船に乗った。夏子を残して。どこかで生きているだろう母を探すために。...

スタッフ

監督
脚本
石島達寛
藤本義一
製作
杉原貞雄
撮影
藤井春美
美術
鳥居塚誠一
音楽
米山正夫
録音
中川浩一
照明
牧野秀雄
編集
庵原周一
助監督
岡謙三

キャスト

作品データ

製作年 1959年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 68分

提供:株式会社キネマ旬報社

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