仮面の女(1959)
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仮面の女(1959)

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解説

週刊サンケイ連載の芝木好子の同名小説から松浦健郎が脚本を書き、「大阪の風」の阿部豊が監督した。撮影も「大阪の風」の岩佐一泉。

ストーリー

朝吹順一は城東大学の助教授だ。東南アジア旅行から帰ってきたばかりだ。友人たちが飯坂温泉でその歓迎会を開くという。汽車の中で、隣席の若い女性が魅力的だった。そのまま別れた。--この女、亜美子は友人の琳子の病床をたずねたのだ。恋人の菊川が仲間のマユミと浮気をしたといい、別れることにしたといった。じじつ、東京へ帰ると、菊川のアパートから柏木へ移った。亜美子は赤線出の女だ。菊川のために身を落した。今は前歴をかくして、銀座のバーへつとめている。琳子やマユミは昔の仲間なのだ。--菊川が亜美子を追ってきた。彼女の肉体が彼を許した。朝吹が友人の記者・梶原に連れられてバーに現れた。思いがけぬ再会。朝吹は通いはじめた。二人はひかれ合った。朝吹の妻はもう二年も胸を患っていた。朝吹は亜美子のアパートへ行った。が、その翌日、亜美子はバーをやめてい、アパートも引きはらっていた。なぜか?仮面の女。琳子が朝吹に電話した。二人のためを思って。夕方の青森行きの列車に乗るはず、しっかりつかまえてやって。朝吹は間に合った。故郷へ帰るつもりの女を上野駅でつかまえた。亜美子は泣いた。ぼくと結婚しよう。わたし駄目な女よ。愛して下さるだけでいいの。朝吹は結婚をあきらめ、生活を援助するにとどめたのである。菊川はまた彼女のアパートを探しだした。こんどは亜美子は抵抗した。自分の力で自分を守りきれる自信がついた。--昔の仲間で、街娼の洋子が殺され、貯めこんだ三百万円が奪われた。菊川が高飛びの金をつくってくれといってきた。菊川との仲が清算できるならと、亜美子は指定の場所へ急いだが、警察に菊川もろとも捕った。が、真犯人は別にいた。二人ともすぐ帰されたが、朝吹に前歴が知れてしまった。ぼくには救えない。朝吹は冷く去って行った。行かないで、と彼女がいうのに。亜美子は青森行きの汽車に乗るほかなかった。...

スタッフ

監督
脚色
松浦健郎
原作
芝木好子
企画
児井英生
撮影
岩佐一泉
美術
木村威夫
音楽
佐藤勝
録音
米津次男
照明
岩木保夫
編集
辻井正則

キャスト

作品データ

製作年 1959年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 95分

提供:株式会社キネマ旬報社

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