強奪された拳銃

劇場公開日:

解説

日米映画が、警視庁と協力して製作する犯罪捜査シリーズの第六篇。オール読物所載樫原一郎の原作を、高橋二三が脚色、木元健太が監督した。撮影は、「犯罪地帯を捜せ」の井上莞。出演は左京路子・国方伝・三村俊夫・三島謙など。

1958年製作/38分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1958年8月17日

ストーリー

連続拳銃強盗として指名手配中の横川三吉が殺された。そして、携帯の拳銃と実弾五発を強奪された。辺見刑事は特捜班の一人として犯人追求に乗り出した。ある日、彼はスリ犯として補えた山手の口から、横川殺しのホンの情報を受けた。「あいつの内懐に手を入れた時、この手に触れたのが横川の兄貴の拳銃だったんでさあ」山手は十年前浮浪児だったのを、横川に拾いあげられたのである。彼は自分で仇を取ろうというのだ。--その夜、またコロシがあった。被害者は山手だった。彼の所持品は一枚の預札だった。焼鳥屋の親爺がゼニ入れに使用している小ザルの中に、それと同じ預札を辺見は見つけた。山手の宿泊所から出て来た遺品の中で、手がかりになるようなのは“小菅町・日の出食堂”のマッチ箱だけだった。食堂の娘の言から、辺見は小菅刑務所で長沢に面会した。長沢は、ホシは金城だと言った。金城とは、六年前に人身売買と婦女暴行罪、恐喝罪で逮捕され、一週間前に出獄したばかりの男だ。そして、苦心の挙句女給の口からダンサー・キミ子が金城の内妻であることを辺見は聞きこんだ。始めは金城の居所を教えなかったがキミ子も、やがて協力し、金城は逮捕された。

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