若君漫遊記 サタン城の魔王
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若君漫遊記 サタン城の魔王

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解説

「江戸の花笠」の川内康範と、織田清司の共同脚本を、「稲妻奉行」の山田達雄が監督し、森田守が撮影した若君シリーズ。出演は「阿波狸変化騒動」の明智十三郎を筆頭に、北沢典子、瀬戸麗子、江川宇禮雄、細川俊夫など。

ストーリー

松平長七郎は諸国漫遊の途中、肥後の国に立寄った。肥後では藩主細川侯の命令で切支丹の弾圧が激しかった。今日も、多数の受刑者が処刑されようとしていた。その時、どこからともなく現れた黒衣の騎士が、受刑者たちを連れ去った。城下町では“キリシタンの魔法”という怪火が頻発した。長七郎は家老伊勢丹後を訪ね対策を練った。その頃、天草の乱に加担したかどで、丹後のもとにいる黒田如庵を、幕府は引渡せと命じてきた。丹後の娘菊姫は熱心な切支丹で、父に弾圧中止を懇願した。噴煙をあげる阿蘇火口を眼下に、サタン城を築き徒党を組む一味があった。彼等は白衣の首領のもとに、黒衣の配下たちによって、切支丹の勢力を利用して天下を我がものにと企んだ。魔の手は菊姫を誘拐した。丹後のもとに如庵と菊姫を交換せよという脅迫状が舞込んで来た。如庵を引渡す当日、長七郎の命により多数の捕手達が、鬼面カ丘に待機した。丘の斜面には、次々と黒衣の怪人が現われ、中央に馬に乗せられた菊姫の姿がみえるのを合図に、捕手たちは襲いかかった。轟然爆発する火柱、土煙の中に死闘が展開された。しかし怪人達の力は優り、如庵を手中にして逃げ去った。長七郎は怪人に変装して後を追った。サタン城内に入った長七郎は、首領に正体を見破られ、陥し穴に落っこった。危機一発、しかし以前長七郎のために救われた巫女の白竜に助けられ、群る敵中にとびこみ、見事に菊姫を救い出した。長七郎は一路熊本城へ駈けつけた。城内の大広間では、首席家老の黒谷典膳--実は事件の元凶--と長七郎の対決が行われた。すべての悪事をあばかれた典膳は、長七郎の前に頭を下げるのだった。...

スタッフ

監督
脚本
川内康範
織田清司
原案
伍堂徹二
企画
津田勝二
製作
大蔵貢
撮影
森田守
美術
黒沢治安
音楽
米山正夫
録音
中井喜八郎
照明
平岡岩治

キャスト

作品データ

製作年 1958年
製作国 日本
上映時間 72分

提供:株式会社キネマ旬報社

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