俺は死なない
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俺は死なない

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解説

復讐の闘志に燃えて過去を追い、妥協を知らぬ男の物語。坂井一彦の原案から「裸形家族」の山内久と監督の岩間鶴夫が脚本を書き、「魔の季節 春のみづうみ」に次いで監督した。撮影担当は「人妻椿 (前後篇)(1956)」の森田俊保。主な出演者は「晴れた日に」の佐田啓二、杉田弘子、「ホガラカさん (二部作)」の野添ひとみ、その他清川新吾、小沢栄、浦辺粂子、石黒達也等の他「青春の音」の渡辺文雄が入社第一回出演。

ストーリー

終戦直後、台湾から脱出を計った関口、親友矢吹ら将校一行は上司本庄の裏切りで中国軍のため虐殺。関口だけが一命を全うし帰国する。だが両親兄弟、許嫁の総てを失った彼は復讐鬼と化し故国で運輸業を営む本庄組で働くことになる。矢吹は死に際、妹冴子の後事を関口に託したが、冴子は皮肉にも本庄の情婦で、彼が経営するバーのマダムになっていたのだ。関口は彼女に真実を語れず優しく見守るだけ。そうした彼の態度に冴子は惹かれる。本庄組と同業中山組の喧嘩を無事に収めたことから本庄は関口を重用するが腹心袴田は彼を妬む。本庄の娘須美子は母亡き現在、父親と二人暮し。父の悪事を知り悲しんでいる折、関口と知り合い彼を愛するようになる。関口も彼女の純真さに惹かれるが十年来本庄への復讐を考えつづけた心に人の感情が芽生え苦悩する。彼はある日、本庄に復讐を宣言、以来危険に脅かされるが却って闘志を燃やし、死んだと思った戦友香川からも確証を聞き今は機会を侍つばかり。関口から総てを聞いた冴子はどうすることもできず涙にむせぶ。関口は本庄を殺そうとしたが、真実を以て非を諭す娘須美子に本庄も心から後悔。袴田は本庄組を乗っ取ろうと本庄や冴子を殺すが関口は格闘の末、負傷しつつも袴田を警察の手に渡す。関口は一人残った須美子の幸せを祈りつつ、自らも新しい人生へと踏み出して行った。...

スタッフ

監督
脚本
山内久
岩間鶴夫
原案
坂井一彦
製作
久保光三
撮影
森田俊保
美術
平高主計
音楽
加藤光男
録音
新楠元
照明
磯野春雄

キャスト

作品データ

製作年 1956年
製作国 日本
上映時間 101分

提供:株式会社キネマ旬報社

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