五十年目の浮気
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五十年目の浮気

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解説

七十のお爺ちゃんと十九の乙女の恋を笑いとペーソスの中に描いた、新喜劇の館直志の原作“お婆さんは留守”から「漫才長屋に春が来た」の中川順夫が脚色「与太者と若旦那」に次いで青柳信雄が監督、「天国はどこだ」の西垣六郎が撮影を担当している。主な出演者は「新婚第一課」の柳家金語楼、「ボロ靴交響楽」の宮城まり子、「与太者と若旦那」の環三千世、「唄祭母恋しぐれ」の夏亜矢子、ほかにベテラン沢村宗之助、寺島雄作、初音礼子など。

ストーリー

平井平五郎とやす夫婦は長男平一を頭に五男六女の子持ちだが、今は楽隠居の身分。ところが平五郎が、死に土産に一度若い女と浮気したいと口をすべらせたため、怒ったやすは家出し、平五郎が失言を飜す迄はと子供の処を廻り歩いて帰って来ない。やすの不在に平五郎のヒステリーは昂じる一方。長男平一に妻みよ子、次女さよ子と夫桝本、六女しげ子と夫高島達はタジタジ。その頃、植木屋芳造が女中志願のお松を連れて来た。東北出の田舎娘だが歌がうまく気立てもいい。平五郎は一計を案じ、お松に月給の割増しを出して浮気の相手に偽装させ、伜達の手でやすにヤキモチをやかせようと考えた。この計画は図に当り家族一同仰天するが、平一の娘光子や六女しげ子の若人連は、お爺ちゃんの浮気に大賛成。福岡の息子平三宅にいたやすが平一の手紙に血相変えて帰途に就いた頃、東京では堪り兼ねた家族らがお松に暇を出そうと考えていた。一同が平五郎の打明け話に呆然とした時、責任を感じたお松は自分から暇を取ろうとした。引留める平五郎に、お松は御隠居さんを本当に好きになってしまったと言う。お松は平五郎の丹精したおもとの鉢を土産にして、やすと入換えに秋田へ戻って行った。...

スタッフ

監督
脚色
中川順夫
原作
館直志
製作
山本紫朗
撮影
西垣六郎
美術
北猛夫
音楽
河村篤二
録音
高木梅之助
照明
中江啓介

キャスト

作品データ

製作年 1956年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 52分

提供:株式会社キネマ旬報社

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