女の一生(1955)
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女の一生(1955)

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解説

山本有三の原作を、「浮雲」の水木洋子が脚色し、「江戸の夕映」と同じく中村登が監督、生方敏夫が撮影に当る。出演者は「忠臣蔵(1954)」の淡島千景、「女性に関する十二章」の上原謙、「この広い空のどこかに」の小林トシ子、浦辺粂子、田浦正巳、「この子この母」の菅佐原英一、「江戸の夕映」の草笛光子、「喧嘩鴉」の野添ひとみのほか、村瀬幸子、信欣三、加東大介、須賀不二夫など。

ストーリー

大正二年。見合結婚を嫌って上京し、女医専に入った御木允子は、幼な馴染みの江波昌二郎を恋していた。同窓の加賀見弓子に昌二郎を奪われた允子は、下級生澄子と旅に出た。途中、女医専の講師公荘と会い、允子と公荘は心に通じ合うものを感じた。その後二人は急速に親しさを増し、一緒に箱根へ行った。公荘の子を宿した允子は、始めて公荘に妻があることを知った。允子は悩んだが一人で子供を育てる決心をした。子供は允男と名づけられた。允子はやっと裏町の町医者の所に就職したが、その医者は堕胎専門のもぐりの医者だった。弓子が夫昌二郎の留守に他人の子の始末をつけに来た。老院長の腕をみかねた允子は、代って手術をしたが、その事が分り、留置場へ入れられた。公荘が允子を助け、その後も色々と面倒をみ、允子の心は再び公荘へ向っていった。病妻をなくした公荘と允子は、初めて正式に結ばれ、允子は幸福を掴んだ。昭和八年。高等学校生の允男は、友人青島の感化で、当時の青年の間に拡まっていた共産主義運動に入っていた。允子は本を読み、允男の気持を理解しようと一心に努めた。允男は両親の心配もよそに、深入りし、遂に特高に検挙された。母の深い愛情で釈放されたのに允男はその日家出をしてしまった。その為公荘は心臓麻痺でたおれた。一人きりとなった允子は、青島の留守宅を訪れ、息子たちの社会観や、彼等こそ次の時代を作るのだということを悟った。昭和十三年。何時か允男が帰って来ると信じる允子は、貧しい人を相手に公荘医院を始めていた。...

スタッフ

監督
脚色
水木洋子
原作
山本有三
製作
山口松三郎
撮影
生方敏夫
美術
浜田辰雄
音楽
黛敏郎
録音
大村三郎
照明
磯野春雄

キャスト

作品データ

原題 A Woman's Life
製作年 1955年
製作国 日本
上映時間 148分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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