赤線区域

劇場公開日:

解説

売春問題の研究家神崎清の報告書を新人沢賢介が脚色、監督に当り、上原雄二が撮影した。製作は「肉体の白書」の佐藤肇で出演者は劇団東芸の俳優が中心となりNHKの館野守男が解説を担当している。

1953年製作/39分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1953年9月7日

ストーリー

荒川の細民街に住むユキは派手な身なりの中年女に誘われ、熱海の料理屋に女中勤めをする事になり、友達の節子と千代も加った。ところが三人は簡易旅館に連込まれ、勇敢なユキは挑みかかる見知らぬ男を突飛し、窓から飛降りて遂に逃れた。他の二人は犯された上、売飛ばされ闇の女に堕ちた。一年後節子は重病の体で路上に発見され、住替させられた千代の行方は到頭分からなかった。

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