日輪(1953)
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日輪(1953)

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解説

大正十四年マキノ映画(監督衣笠貞之助)で映画化された横光利一原作の再映画化で、コニカラー・システムによる東映第一回総天然色、オール・ロケの時代劇である。脚色は「片目の魔王」の比佐芳武で、監督、撮影、音楽を「神変あばれ笠 前後篇」の渡辺邦男、渡辺孝、山田栄一がそれぞれ担当している。出演者は「片目の魔王」の片岡千恵蔵、「神変あばれ笠 前後篇」の市川右太衛門、宇治みさ子、原健策、「祇園囃子」の木暮実千代、東映入社第一回の高千穂ひづる(若君逆襲す)など。

ストーリー

紀元前、後に日本と呼ばれる東方の島国の僻地にウミ、ナコク、ヤマトという三つの集落が点在し、それぞれフヒト、ユクラ、ハンヤと呼ばれる王が集落を統率していた。或日急に日輪がかげり、一瞬地上は薄暗の中に沈んだ。ウミの呪禁師タケルは不吉の兆として王女ヒミコとヒコの大兄の婚姻の延期を進言した。その後、狩に出て道に迷ったナコクの王子ナガラはヒミコに救われるが、以来ナガラはヒミコに心を奪われて鬱々として楽しまなかった。案じたユクラは兵部宿彌の娘カトリをめあわせんとしたが、ナガラはそれを拒み、単身馬を駆ってヒミコを奪った。二の集落の争いを聞いたヤマトの暴れ者ハンエは、ハンヤにナコクを襲う事を提唱するが、闘争を嫌うハンヤはこれをしりそげた。一方捕われたヒミコは今尚ヒコの大兄を愛しており、ヒコの大兄もナコクとの正面衝突を避け、間者カワロを利用してヒミコを奪い返そうと試みるが、三つの都落の不和に乗じて自ら王たらんと企むカワロは、ヒコの大兄を殺し、脱出してきたヒミコにナガラの仕業と告げる。ヒミコは復讐を決意し、カワロに導かれてヤマトの国に庇護を求めるが、ヒミコの出現はハンヤとハンエを争わしめ、ハンエは倒される。ナガラはヤマトに出陣しハンヤと一騎討の血闘を開始するが、二人の刃に伏したのはカワロの陰謀を知ったヒミコだった。断末魔のヒミコはナガラとハンヤの手を組み合わせるのだった。折から真紅に彩られた不滅の日輪が東方の地平線上に姿を現わした。...

スタッフ

監督
脚色
比佐芳武
原作
横光利一
企画
マキノ光雄
製作
大川博
撮影
渡辺孝
美術
小池一美
音楽
山田栄一
録音
佐々木稔郎
照明
山根秀一

キャスト

作品データ

原題 The Sun
製作年 1953年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 112分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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