劇場公開日 1953年1月9日

母の瞳(1953)のレビュー・感想・評価

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3.5あの子がお母ちゃんと慕っているのはあなただけなんです。

2020年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

なによりも盲目の子を演じる、松島トモ子の愛くるしさに尽きる。
生みの親と育ての親。それぞれが事情を抱え、それぞれに言い分はあり、それぞれがたま子を愛おしく思う。どちらかが身を引くしかないだろうと思った矢先の惨劇と、思いがけない結末。けして皆が幸せをつかむことができなくても、それがひとえにたま子の為ならば本望であろう。

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栗太郎