まぼろし探偵 恐怖の宇宙人

劇場公開日:

解説

桑田次郎の少年画報連載小説を、田辺虎男と井口富春が脚色し「裸の谷間」の小林悟が監督したアクション・ドラマ。撮影は「弥次喜多珍道中 中仙道の巻」の岩橋秀光。

1960年製作/78分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1960年11月19日

ストーリー

平和な東京に奇怪な容姿をした宇宙人が横行しだした。丸の内のビルが次々と爆発を起したり、善良な市民が襲われたりして東京は恐怖の都と変りつつあった。ある日、まぼろし探偵、富士警部等は光和デパートで開かれた宝石展示会の会場を襲った宇宙人が、チベット語で書かれたメダルを落して行ったことから、これらの犯罪がチベットに関係があり、宇宙人の中に光和産業社長若月翁の秘書沙江子のはいていたスカートと同じものをはいていることなどを察知した。数日後、宝石の弁償のため日銀に預けてある“金のランプ”を持ち出すことになった。ランプにはロマノフ王朝のダイヤが秘められ、そのダイヤ七つを並べると、チベットの奥地にある不老不死の薬の所在が分ると伝えられていた。厳重な警戒の裏をかいて宇宙人はランプを持ち去った。そしてそのランプが偽物と知るや、若月翁とその孫のさくらを誘拐するが、まぼろし探偵の活躍によって救われた。しかし執拗な彼らは、富士警部の家を襲って警部を殺害、またさくらを誘拐した。さくらとランプの交換に、まぼろし探偵は快く応じるが卑劣な一味は、ランプを受け取るや拳銃を乱射、羽田へと逃れた。その乱射で沙江子とその兄は倒れた。羽田から若月翁、さくらを楯に飛行機に乗り込んだ一行は、チベットを指して逃げていった。歓喜する一同。だが、彼らより先に乗り込んでいたまぼろし探偵得意の二挺拳銃に一網打尽となった。

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