断絶の世界

劇場公開日:

解説

放送作家出身の井出昭が脚本・監督・撮影を担当して世界に断絶の真実を取材した長編記録映画。解説は前田武彦。

1969年製作/97分/日本
配給:平和映画
劇場公開日:1969年7月1日

ストーリー

○カメラ立入り禁止の村 オランダ北部のスタップホルストの実態、ここでは撮影されると自分たちの魂までも奪われるという伝説が今でも信じられている。○世界にエスカレートする学生デモ 体制と反体制の激突は、英仏独伊……にも拡がり、反日共系全学連のデモは世界の耳目を集めている。○ジャカルタの闘鶏バクチ。○台北の娼婦街、私娼窟と人身売買。○アムステルダムの飾り窓。○黄色喫茶 台北にあるこの種の喫茶店は、日本風にいうならばおさわり喫茶、異様な雰囲気に包まれている。○女子理髪庁。そのある店から一人の女性がホテルに出向いた。だが彼女は、理髪用具を持っていなかった。○タイの秘密クラブ タイは売春禁止国である。だがアメリカのベトナム帰休兵にとっては天国だ。カメラは恋愛交渉の実態を秘密クラブにとらえた。○ローマのハイウェイ売春 昼間は大型車の市内乗入れを禁止しているローマ。地方からの車は、市外の循環道路で夜を待つ。そこで生まれたのがこの珍商売。○サルタンの結婚式。○死人の館。○シンガポールの街頭バクチ。○シンガポールの猿寺。○イランの大地震 一九六八年、イラン東北部を襲った大地震の罹災地の模様。○ロンドンのクラブ・イブとトップレス。○バチカンのサン・ピエトロ像。○堕胎のための美容クラブ ヨーロッパでは未成年者の妊娠が急増。大きな社会問題にまで発展している。簡単には堕胎できないお国柄、そこで登場したのが美容クラブ。ここでは安全に流産できる体操が指導されている。○海亀の受難○タイの姥捨寺。○飢餓と戦争のナイジェリア。○イヌイットの墓。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く