手錠無用

劇場公開日:

解説

樫原一郎の原作「闇を裂く男」(週刊言論連載)を「謝国権「愛」より (秘)性と生活」の池田一朗が脚色し、「秘録おんな寺」の田中徳三が監督したアクションもの。撮影はコンビの牧浦地志。

1969年製作/89分/日本
配給:大映
劇場公開日:1969年4月5日

ストーリー

香車弾五郎は、持前のお人好しを発揮、金庫に閉じこめられた子供を救うため、錠と取組んでいるところを御用となった。取調べから、香車は自分に三億円強奪の嫌疑がかかっているのにびっくり。現場に残った指紋が一致するというのだった。香車は、盗みはすれどそんなヘマはやらぬ、と留置場から脱走。早速、偽りのアリバイを証明してくれた浮世風呂のホステス、ユキを尋ねた。ところがユキもまた香車が真犯人と誤解、三億円のスソ分けに預かろうと仕組んだ芝居だった。ますます怒った香車は、真相探索に、のりだした。早速、犯行現場の検証と洒落こんだが、そこで尾行して来たやくざとひともんちゃく。ボスの名前を吐かそうとしたが、やくざは何者かに射殺されてしまった。ところが、その目撃者から殺人容疑を受ける始末だった。危険な身を久美子の家においた香車は、子分がすって来た山本刑事部長の警察手帳の容疑者名から、金融業者野本が臭いとにらんだ。電気工夫に変装した香車は、野本のマンションに忍びこみ、彼の声をテープに録音、友情のしるしと山本に送った。その頃美人婦警の悦子もこの事件を密偵。彼女が殺し屋権田原、金山一味に廃車処理場へ連れ去られたことを知った。一方、廃車処理場では、悦子の他に、一味の芝居に引っかかった山本らが縛りあげられてた。子分をひきつれた香車は、権田原相手にパンチを炸裂させ、ボスの名をはかせた。

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