劇場公開日 1968年4月13日

"経営学入門"より ネオン太平記のレビュー・感想・評価

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3.5小沢昭一の粘り、園佳也子のお色気

2012年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

ラピュタ阿佐ヶ谷での「西村晃」特集上映の一本で鑑賞。
西村晃の出番はそれほど多くはない。
1968年作品ながら、モノクロ。
日活もその3年後にはポルノに舵を切るのだが、本作のお色気度はそれほど強くはない。
しかし、小沢昭一(当時39)とやはり同年齢の園佳也子の中年男女2人が醸し出すねちっこいお色気は何とも懐かしく感じる。

今村昌平脚本で重喜劇の趣ただよう佳作だと思うが、この監督の他の作品で聞いたことがあるモノはない。
その程度の監督の作品でも、十分おもしろく、いい絵が撮れている。
60年代末でも日本映画の層の厚さを実感させられた。

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町谷東光