キャプテンウルトラ

劇場公開日:

解説

テレビで放映されたSFものを、劇場用に直した短篇で、映画畑からは脚本に「少年ジャックと魔法使い」の高久進、監督に「黄金バット(1966)」の佐藤肇が参加している。

1967年製作/50分/日本
配給:東映
劇場公開日:1967年7月21日

ストーリー

冥王星にある前線基地で太陽系を人間の手から奪おうとするバンデル星人の手にかかって隊員が殺された。この知らせによって直ちにキャプテンウルトラ、ジョーたちはムナモト博士の命を受けてバンデル星人の秘密基地を爆破すべく、宇宙ステーションからシュピーゲル号に乗って出動した。秘密基地に乗り込んだキャプテンウルトラたちは、たちまちバンデル星人と激しい戦いを展開したが、ボスを生け捕りにすることに成功した。しかし、このバンデル星人のボスが高周波砲を浴びたため、突然、巨大化し、手のつけられぬほど暴れだした。これを見たキャプテンウルトラはロケット弾を射ち込み、ようやく危機を切り抜けることが出来た。ある日、広漠たる宇宙に、得体の知れない怪船団が現われた。この正体を突きとめるため、キャプテンウルトラ、ジョー、ケンジたちはD3作戦を展開し、シュピーゲル号で追跡した。やがて、この怪船団と激しい空中戦となったが、ギンダーという怪船によって、ケンジが人質にされてしまった。怪船の一味が名も知らぬ惑星に消え去ったため、キャプテンウルトラはその惑星に乗り込んでケンジを救出したが、間一髪のところでその惑星は大爆発を起したのである。怪船の一味はバンデル星人で、この騒ぎを利用して宇宙ステーションを占領しようとしていたのだった。その上、バンデル星人はステーションの軌道を外して地球に衝突させようとした。しかし、ステーションの指令室を占拠していたバンデル星人はキャプテンウルトラに倒され、ステーションと地球の衝突は危機一髪のところで阻止されたのだった。

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