劇場公開日 1966年1月15日

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「さすが黒沢、溝口が愛したカメラマン」刺青(1966) 気取ろう軒さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0さすが黒沢、溝口が愛したカメラマン

2016年5月18日
PCから投稿

萌える

はっきり言ってエッチなものを見ようと思ってレンタルしました。
が、最初のところの絵(映像)を見て
・・・うっ美しい・・・
と思い、映画を見るモードに切り替わりました。
この映画はストーリーとしては退屈しない程度。
・・・ですが、とにかく絵がいいです。
それもその筈、黒沢が溝口が常用した宮川一夫がカメラマンです。
特に溝口監督は宮川の撮る絵があまりにも素晴らしいということでカメラアングルを全く指定せず、宮川の好きなように撮らせていたとのことです。
この映画は宮川のカメラと若尾文子の色気が見事に融合した作品だと思います。
色気命
みたいな映画で成功してる作品はあまり見たことがないので、高く評価しました。

タンバラライ