制服の狼
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解説

「黒の切り札」の長谷川公之と「これからのセックス 三つの性」の田口耕三が共同で脚色「続・高校三年生」の弓削太郎が監督した青春もの。撮影はコンビの宗川信夫。

ストーリー

放課後、生徒はスポーツに、アルバイトに、受験勉強にとそれぞれの十字架を背負って、エネルギーを発散させる。この高校に木下正夫が転入して来たことは、大きなニュースであった。正夫は、元高校ボクシング界のチャンピオンで、その名は知られていたが、過失でチンピラを死に至らしめて以来、ボクシングから遠ざかっていた。アケミ、年子、松阪の好奇心ばかりか、一年生のボクシング部員明にとっては憧れの的であった。そんな明を姉で正夫のクラスメート和代は苦々しく思っていた。だが正夫は、一切を拒絶して、姿勢を崩そうとしなかった。一方アケミは、年子たちと行ったダンスホールで、久保田に紹介されると、ダンスに狂じて、朝家に帰っては、母邦江と口喧嘩の末、家出するという乱行ぶりであった。その頃、正夫をボクシング部にひっぱろうとする明は、正夫の父と直談判で、正夫をコーチにした。崇拝者の信用を得た少年の素直にうちこむ姿を見て、和代は正夫に感謝した。しかし、明と正夫が卓球場で他校の生徒に喧嘩を売られ、明は相手を傷つけて停学処分となった。正夫を卑怯者とののしる明はそれから急速にアケミ、松阪らのグループに加わった。いっぱしのチンピラ少女となったアケミは、明を踊りに誘い、睡眠薬入りのビールを振まった。正夫はそんな明に責任を感じていたが、和代の苦しみは更に深かった。久保田らの命令で、明らが窃盗の片棒をかつがされていると聞いた和代は、単身明らのたむろするクラブに行った。しかし和代は不良グループのボス川村らにとり押えられた。その時、飛び込んで来た正夫は、川本にアケミや明をひきわたせと迫った。翌日約束のホールに行った正夫に、明はナイフを持ってとびかかった。川本が昨日の和代に対する自分の行為を、正夫に置き代えて話したのだ。怒った正夫は、久保田、川村に、鉄拳をあびせた。全ての誤解が、今ようやくとけて、温い友情が回復した。...

スタッフ

監督
脚本
長谷川公之
田口耕三
企画
原田光夫
撮影
宗川信夫
美術
山口煕
音楽
池野成
録音
渡辺利一
照明
伊藤幸夫
編集
中静達治
スチル
沓掛恒一

キャスト

作品データ

製作年 1964年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 80分

提供:株式会社キネマ旬報社

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