劇場公開日 1962年7月1日

「雷蔵」斬る(1962) みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0雷蔵

2016年6月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

悲しい

雷蔵がここで演じるのは、邪剣の使い手として数奇な運命をたどる天才剣士・高倉信吾である。
彼の持つ退廃的なムードは、耽美と滅びの美学で埋め尽くされた本作のようなストーリーとは相性がいい。
また対峙する相手の喉元めがけて剣先を構える雷蔵の立ち姿は、眼光鋭く、周囲の空気を一変させてしまうほどの殺気を放っていた。
しかし、梅の木の枝で立ち回りを演じるのは、ちとムチャだってば。

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みつまる。