ママ恋人がほしいの
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解説

婦人生活懸賞当選第一席、西川澄子の『私』を原作に「女家族」の岡田達門が脚本を書き「ヨットとお転婆野郎」の堀池清が監督した女子高校生もの。撮影も「ヨットとお転婆野郎」の藤岡粂信。

ストーリー

馬淵スミ子は末ッ子で高校生。“息子”を略した“ムコ”がニックネームで、誰も本名を呼んでくれない。大学生の兄伸夫の学友古木も彼女にはタジタジである。ある日、公園で姉の直子のラブシーンを目撃したスミ子は“不潔だわ”とばかり大憤慨だが、そんなスミ子を姉も兄も子供扱いするので、ムコはフトンをかぶって泣いてしまう。翌朝、登校した彼女を待っていたのは、皆のあこがれの的、音楽の香月先生が恋愛結婚をするという話。「恋愛なんてフケツ!」という彼女も「正しい恋愛はお互を高めていくものじゃないかしら」という先生の言葉に考え込んだ。そんなとき、兄伸夫の恋人が胸の病を苦にして自殺し、それを悲しむ兄をみて、ムコはますます“恋”というものを考えるようになった。一方、伸夫を心配した友達の発案でキャンプをすることになり、古木やムコもメンバーに加わったが、ムコは湖畔で古木から「君が好きだ」とささやかれてビックリするが、それはちっともフケツではなかった。キャンプから帰って、ムコは変った。父母に結婚を反対されている姉を励まして、相手の青年のもとに走らせたのもムコだ。古木の父が亡くなり、彼は学校をやめて故郷へ帰ることになった。駅頭には伸夫たち友人が多勢送りにきた。汽車が動き出したとき、古木は突然、カン高い声を聞いた。「古木の兄ィガンバレ!」とムコがホームを走りながら手を力いっぱい振っていた。彼女の眼は涙で濡れていた。...

スタッフ

監督
脚色
岡田達門
原作
西川澄子
企画
柳川武夫
撮影
藤岡粂信
美術
横尾嘉良
音楽
伊部晴美
録音
片桐登司美
照明
高橋勇
編集
丹治睦夫

キャスト

作品データ

製作年 1961年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 73分

提供:株式会社キネマ旬報社

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